晩秋の旅 ~最終日

2013年11月4日(月)

旅の締めくくりはfacebookで知り合った俳句友と新大阪の美々卯でランチ。

待ち合わせはお店に11:30

帰り支度をしなくちゃいけなかったので朝早く目覚めた。

娘は連休最終日でゆっくり起きたかったのに私がガサガサ煩かったので

不本意にも目が覚めてしまったとご立腹。帰る朝にご機嫌斜めはちょっと

切ない思いだった。猫みたいにまったく音を出さずに行動できる人になれ

たら良かったのになぁ・・・と思わずにいられなかった。

娘に謝りながら支度を済ませ早々に娘と別れた。荷物をゴロゴロ転がしながら

(もう二度とここを訪れることはないだろう)と思うと駅への道中涙がこぼれた。

娘からもらって使ってはチャージを繰り返し、この旅を気楽にしてくれたICOCA

(イコカ JR西日本の電子マネー)を自動改札機にタッチして奈良をあとにした。

あの頃(ハウス食品の研修時代)は通過点だった大和西大寺、夜景が

美しかった生駒、研修時代、大阪へ出る時いつも通っていた思い出の

駅をひとつひとつ見送り、新大阪へ。

予定より早く着いたので待ち合わせ予定時刻まで家族や職場へのお土産を

買い求めた。旅の間ずっと食べたかった柿の葉寿司、頼まれていた八つ橋、

ゆず大根のお漬物、限定プリッツなどを・・・

それらをバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んでコインロッカーへ、と思ったけど

空きがなかったので仕方なくゴロゴロ転がして待ち合わせのお店、美々卯へ。

お店の前に置かれた椅子にfacebookで見たことのある映画監督風の紳士が!

その方が待ち合わせの句友(といっては失礼な人生の先輩)のおひとり。

その方にあいさつをし少しおしゃべりをしていたら、もうひとりの待ち合わせの

方が風のようにやってきた!なんだかとっても軽やかなオシャレな雰囲気で

あいさつを交わし、お店の中へ。

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一口ずつのお通し三種。

お店の名前のとおり、うさぎがあちこちに・・・

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お店のメインは「うどん」

おっきなはまぐり、鶏肉、つみれ、うさぎの焼印の入ったお餅と

カラフルな野菜がたっぷり入った西独特のやさしいスープ!

これをグツグツ炊きながら、つつきながらゆったりとおしゃべり。

いろんなおしゃべりをしたけど一番心に残った話は

「お墓とか仏壇とか初盆とか何回忌とかその意味がわからない。

人は生きてこそ。生きているうちに会って、話すことにこそ意味がある」

ということ。私もおぼろげにそんなことを思うことはあっても決して口にする

ことはなかった。それをごく自然に、心からこぼれるように話してくれた。

うどんの鍋から立ち上るやさしい出汁のにおいとおふたりが醸し出す

やわらかな空気感とそんなお話とが溶け合うような良いひと時だった。

そのお店を出て喫茶店に場所を移し、静岡から持って行った私からの

お土産(たこまんのお菓子と歌枕直美さんのスペシャルCD)を渡しながら

直美さんの話や句友の撮りためた写真を見せてもらいながらいろんな話を

しているうちに乗車予定の新幹線の時刻が迫った。

店にはトイレがないため、一度お店を出て少し離れたところまで行くと

そこでふたたび娘と会った。旅の三日目に娘のアパートに届いて不在だった

ためその朝、再配達してもらった「いきものがかり」のライブチケットを

届けてくれたのだ。その後、店を出ると句友は私の荷物を持ってくださり、

エレベーターを上がったところにある新幹線の改札まで見送ってくださった。

たった4日間だったけど、10日ほど前に静岡を出たきりのようなそんな充実

したこの旅を振り返りながら帰路に着いた。

今回の旅の一番の目的だった「弥勒菩薩を木彫りする」という思いは

京都広隆寺で出会った弥勒菩薩のあまりに壮大な存在感に

霧のように淡く消え入りかかっている。

旅の前、ずっと詠めないでいた歌もちっともまとまらない・・・

そう思っていたけど旅から半月ほどして突然数首詠めたので

さっそく、うたのわへUpした。

旅の歌としてこちらへもアップしておこうかな。

 

 

 

み仏の眼差しのもとたづねしもしづと灯れる月影に似て         

                        平成二十五年十一月十七日

指に触る縁の糸をたぐり来て象牙に遊ぶ木もれ日に会ふ         

                        平成二十五年十一月十七日

吾娘と背の肩元ほどに漂へる陽だまりに似た深き安らぎ         

                        平成二十五年十一月十七日

鏡台にまるく残りし跡にみる紅ひといろの歌のひとひら         

                        平成二十五年十一月十七日

懐かしき歌人に会ひ安堵する暮れゆく秋の手のひらの中         

                        平成二十五年十一月十七日

万葉の散りしく道の小春日に似てやはらかき人の微笑み         

                        平成二十五年十一月二十三日         

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晩秋の旅 ~奈良・大阪・神戸

ゆっくりと目覚め、夕べコンビニで買っておいたおにぎりなどを朝食に

のんびり支度をして娘とふたり奈良西大寺のアパートを出た。

「西大寺に寄ってみる?」

そういえば昔々奈良で過ごした2か月間にも一度も訪ねてみたことがなかった。

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なにやら近くの幼稚園の鼓笛隊の子供たちがわっしょいの掛け声とともに

演奏などをしていた。この本堂の前の舞台らしき中庭ではこの日の前日まで

市川海老蔵さんの奉納の舞が行われていたらしい。

 

西大寺 市川海老蔵奉納舞踊特別公演 10/31~11/1

 
約400年前の宝暦4年、西大寺の愛染明王坐像の江戸出開帳を拝観した

二代目市川團十郎が、愛染明王をかたどった隈取で『矢の根』

(後に歌舞伎十八番となる)を演じたところ、大当たりしたといいます。

市川家ゆかりの西大寺で、当時の上演記念に中村座から寄進された

「矢の根」絵馬の特別開帳や、

西大寺僧のお話から歴史をうかがいつつ、市川海老蔵の華麗な舞踊を

お楽しみいただきます。

(以上、検索によりヒットしたサイトのコピペ)

残念・・・一日早く知っていれば見たかったなぁ・・・

 

西大寺から電車に乗り近鉄奈良駅で降り、興福寺へ

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散歩の犬よりもずっとたくさん見かける鹿たちと触れ合いながら

この時期だけ公開の興福寺 北円堂御本尊の弥勒如来を見に行った。

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北円堂の佇まいはとても美しかった。

弥勒菩薩に会う旅としてやってきた今回、

弥勒菩薩にも坐像、半跏思惟像とあり、菩薩でなく如来、となると

もうそれはそれは別人??

やっぱり広隆寺の半跏思惟像の美しさは格別だと感じた。

 

興福寺から猿沢池へ

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竹茗堂のうす茶糖みたいな色合いの池水には何か謎の生命体の存在を

感じずにはいられなかった??

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魚七分に水三分??そうでもなかった。

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こんな伝説が池のほとりに書かれてあり、ゆっくりと読みながら

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逆さ五重塔などに心奪われながら

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鳩の水浴びを見るのは生まれて初めてだね~、などと娘と見入ってみたり

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こんなのを読みながら、歌枕直美さんの「明日香風」を口ずさむ。

 

采女の袖吹き返す明日香風 都を遠みいたづらに吹く

 

 

この歌が詠まれた場所なのだろうか・・・などと思いつつ。

猿沢池をあとにし、お土産屋さん通りをゆっくりと散策。

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お土産屋さん通りのハナミズキの紅葉とその実が青空に映えて美しかった。

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このお店には今回の目的の一つでもある木彫りの仏像もたくさんあった。

でもなかなか良い弥勒菩薩には出会うことはできなかった。

この通りのお土産屋さんにはたくさんのこういったお店や茶道具、書道具

などのお店が軒を連ねていて、茶杓、湯杓、抹茶茶碗、棗などが日用品の

ように売られていて、筆も普通の太筆や細筆だけではなく、竹筆、羽筆、

柄が陶器でできている筆など、その道の人たちが多く足を運びそうな、

品ぞろえの良いお店がいっぱいで、この通りだけで一日過ごせそうと感じた。

京都はどちからというと外国や他府県から来る人たちの受け狙いなお土産屋

さんが多かった気がするけれど、奈良は違う。いつか住んでみたいと感じた。

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書を始めてから欲しいと思っていた硯箱を古物店にてget~!

春峰という方の手描きの品らしく花は鉄線。花芯には青蝶貝をあしらってあり

一目惚れしてしまった。

お店の前で焼きたてのお煎餅やつき立ての豆大福などを売るお店があり、

そんなのを買って食べ歩きながらお昼ごはんを食べることなく駅へと向かう。

関西線の奈良駅から法隆寺駅へ。

途中郡山のあたりを通るとなにやら金魚の看板があちこちに。

「このあたりは日本一の金魚の産地らしいよ」と。

大和郡山のハウス食品奈良工場で2か月間の研修をしていた時には

知らなかったな・・・などと思いながら。

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法隆寺駅からまっすぐに北に伸びる道(国道5号線?)

を歩いて歩いてやっと到着。その時は随分歩いたような気がしていたけど

今、地図をみながらブログを書いていて(大して歩いてなかったんだなぁ)

などとあらためて思う。

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このつきあたりに法隆寺の山門がある。この道は小さな砂利が敷かれており

ふたりともブーツだったのでとっても歩きづらく、途中の切れ間で舗装された

道へと出た。お土産屋さんもちらほらあって目の保養にもなった。

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なんだか時代劇にも出てきそうな風情

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南大門 良い門構えだぁ・・・

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金堂(こんどう)と五重塔 いずれも飛鳥時代

中学の修学旅行のクラス別の写真はこの前で撮られたものだったんだなぁ、

などと。日本最古の木造建築と言われている法隆寺かぁ・・・なんてしみじみ。

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金堂にあがる石段の脇にある木が紅に染まりつつあり美しかった。

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こんな角度の五重塔もまた良いね・・・

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ちょっと高みにある西円堂から望む五重塔

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デデ~~ン!これが全景。

一体どうやってこんな高いものを昔々の人々は作ったのだろうか・・・

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どこからどう撮っても美しい・・・

なぜかフランスからの観光客が多かった。何か響くものがあるのだろうか??

そういえばドイツのルシアも可睡斎に興奮してたっけなぁ、などと。

午後2時を告げる鐘が鳴り、まさにこれこそがあの有名な句

 

柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺

 

柿こそ食べてはいなかったけども

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一見草ぼうぼうのこちらは中宮寺

法隆寺に隣接されていて拝観されている方も意外と多かった。

この下には池があってたくさんの亀がいた。

やはり飛鳥時代の如意輪観音の半跏思惟像は国宝で

エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで

「世界の三つの微笑像」とも呼ばれているらしい。

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池のほとりには会津八一の歌碑があった。

 

み仏のあごとひぢとに尼寺の朝の光のともしきろかも

 

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楓の花? 虫みたいな花?だった。

法隆寺、中宮寺を出てさっきのお土産屋さんに寄り込み「冷やしあめ」

なる飲み物が気になりつつも娘はあんみつ、私は豆腐アイスを食べた。

そのお店の真ん前に発着するバスで法隆寺駅へ戻った。

そこからはどうやって行ったかさっぱり覚えてないけど大阪難波へ着いた。

少し地下街を散策し、これから会う娘のカレシとの待ち合わせ時間を待った。

その日が仕事になってしまった彼氏と何やら連絡をとりあっていた娘。

いよいよだなぁ・・・なんて思いながら散策は気もそぞろだった。

 

土曜日の夜だったので混みあって並ぶだろうとのことで夕飯を食べる予定の

お店で待ち合わせとなった。

お店の名前はおぼろげだけど「味乃家(あじのや)」だったかなぁ??

http://ajinoya-okonomiyaki.com/top/

セットメニューにした記憶があり、このお店とピタッと合うので多分

ここだっただろうと思う。

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はじめて会うのにとっても話しやすく、一緒にいてホッとする雰囲気の

とても好青年だった。ふたりのやり取りを聞くでもなく聞いていると

ふと心が和むそんなひと時だった。ありがとう・・・

 

そこを出てどこをどう歩いたかもさっぱりだけど、ヨーグルトアイスのお店に

行って他愛のないおしゃべりをした。

私としては数時間があっという間でとても楽しく、別れがたかったけど

娘は私が何を言い出すか気が気ではなかったのか、そのあと一緒に地下鉄に

乗って、どこぞの駅で彼を電車に残したまま娘と私は早々に降りた。

もっと話したかったなぁ・・・

降りた駅からその日だけの贅沢と取った煌びやかなホテルへのバスに乗った。

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大阪港の埋め立て地、コスモスクエアに建つハイアットリージェンシー大阪。

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とってもきれいな夜景だった

ヨーグルト食べたいね~とか言って近くのコンビニへ。

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誰もいない場所にむなしくクリスマスイルミネーションが煌めいていた。

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立冬直前とは思えないほどあったかいのとあまりに人がいないのとで

なんだかやるせない光だった。

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こんないろんな意味で高いホテルに泊まるのもめったにないことと

楽しむことに・・・

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滅多に使うことのないiPhoneのパノラマ撮影機能なども使ってみる。

これは翌朝の雨の御堂筋ならぬ、雨のコスモスクエア。

左の方に見えるのがドコモの大阪南港ビルらしい。

ホテルの真下にあるインテックス大阪で何やら催しがあるらしく若者の長い

長い列などをおぼろげに眺めた。

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朝食はバイキング形式だったけどあまり目新しいものはなく、

選ぶほどメニューもなかった。ただチーズが美味しくて飲めないくせして

ワイン欲しくなっちゃうなぁ、などと思った。

ゆっくり支度をして11時ころホテルを後にした。

ニュートラムとやらの中埠頭という駅から電車に乗って堺市駅を目指す。

娘とはわかれて堺市駅に隣接しているベルマージュ堺の与謝野晶子

文芸館へ。その入り口あたりで短歌友の螢子さんと待ち合わせ!

一年半ぶりで二度目だったけどお互いすぐにわかった。

晶子の生涯をたどりながら写真や直筆の歌、書籍、愛用の鏡台や椅子など

じっくりと見ることができた。

文芸館をあとにし、電車で梅田のグランフロント内6Fの紀伊国屋書店へ。

そこでは9月~11月15日まで短歌フェアが開催されているとのことで

うたのわやその他さまざまな場で詠まれたよく知る歌人さんたちの歌に

出会うことができた。

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パラパラめくり気に入った歌集を買い求め、

少しずつ読むとはなしに眺めている。

この他にも折本にできるフリーペーパーがいくつかあって

中牧正太さん、紗都子さんの歌集を頂いてきた。わーい♪

紀伊国屋書店さんには5冊以上購入の方に無料宅配のサービスがある

とのことで家に送ってもらった。さすが商人の町だなぁ~。

旅から帰った日の夜、私より一足あとに届いて感激だった。

 

ちょっと遅いランチをグランフロントの中の回転寿司でとり、神戸へ。

神戸三宮で降り、中華街へと歩く。かすかな雨が降っていたので

やっとすれ違いができるくらいの狭い狭いアーケードを通ってそこに並ぶ

小さなお店を眺めながら・・・。オシャレなものばかりなのに物価が安いのか

それほど高くはなかった。

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中華街というのはやはり電気のせいかネオンのせいなのか横浜と

どことなく似ている気がした。

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なにやらこのそばのお店が行列を作っていた。TVで紹介されたのかなぁ?

神戸牛を何でも食べたいという私のわがままに螢子さんをつき合わせ、

三宮駅のそばにある神戸牛ステーキのお店に入った。

螢子さんはお肉がダメだったらしく申し訳ないことをしてしまった・・・

待ちに待った神戸牛が目が点になるほどちっちゃくて笑っちゃったりもして。

 

いつかまた関西で開催される短歌の会で再会できる日を夢見て別れた。

 

晩秋の旅、二日目、三日目もホントによく歩いたっけなぁ・・・

神戸からはスマホを頼りに娘に教わりながら西大寺へと無事帰り着いた。

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娘がどこぞでもらったというSK-Ⅱの化粧水、なかなか良い。

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晩秋の旅 ~大阪吹田・京都広隆寺

先日、金曜日と翌月曜日に有給休暇をとって

11月1日~4日までの4日間、京都・奈良・大阪・神戸への旅に出た。

朝9時ころ、実家に車を置き、実家の父に袋井駅まで送ってもらって、

電車、新幹線で新大阪へ!11時過ぎ到着。

新大阪のコインロッカーに荷物を預けて11時半頃JRで吹田へ。

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吹田駅からスマホで地図を見ながら昼前に「うたまくらピアノ工房」へ。

駅から工房までは大きな道を一回曲がるだけの分かりやすい道で

徒歩15分くらいで着いた。

この旅の一週間前、浜松の福巌寺で行われた和歌劇の前後から

facebookのコメントやメールで「株式会社うたまくら」のスタッフさんと

連絡を取り、今回ピアノ工房を訪ねることとなった。

ずっと連絡を取り合っていたスタッフの女性が工房の前で出迎えてくださった。

少し前まで本屋さんだったという小さな部屋にはたくさんのピアノがあった。

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先日の和歌劇の中でも語られた「月光の夏」に登場した「フッペル」の

ピアノ。日本に3台とか4台とかしかないと言われているピアノだとか。

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スタッフでもある腕の良い技師さんが鍵盤部分を取り外して修理中らしい。

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世界三大ピアノといわれている「ベヒシュタイン」

鍵盤の前面にある丸いものが気になったので質問してみた。

元々ヨーロッパ仕様で作られたピアノを日本に輸出する時、

鍵盤の表面に貼られた象牙部分が湿度で剥がれてしまわないように

鋲打ちを施されたのだということ。なるほど・・・

 

そんな話を聞いているうちに外出していた歌枕直美さんが工房へ

帰って来られた!!

次の日京都の大覚寺で和歌劇があり、そのリハーサルと準備を控えた

中、ただの追っかけである私のために時間を割いてくださり、1時間ほど

おしゃべりをしてくださり、感激だった~!

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茶論は明日の準備のため道具がいっぱいだとのことで見せて頂くことは

できなかった。

いつかうたまくら茶論でのコンサートにふたたびここを訪ねると心に決めた!

 

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14時頃、うたまくらピアノ工房から出てすぐそばのコンビニで

スニッカーズを買って食べ歩きしながら駅へと戻った。

その道にあるマンホールをよく見れば数十年前の大阪万博のシンボル

太陽の塔ではありませんか♪カワイイ。

 

JR吹田駅から新大阪へ戻り、そこから京都駅へ。

ん??よく見たら吹田駅からそのまま京都方面へ行けば良かったのか??

でも新快速に乗ることができたので京都へは10分ほどで着いた。

京都駅の正面へ出るとバス乗り場の大きなお知らせ盤があってこんな私でも

とってもわかりやすい。

京都からは市バス73系統で太秦広隆寺前まで35分ほど。

15時10分ころのバスで太秦映画村の隣にある広隆寺へ!!!!!

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弥勒菩薩に出会うため~~。陽は少し傾き始めていた。

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とってもしずかな良いお寺。

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この旅の一番の目的は何と言っても娘の彼氏に会うこと、だったけど

二番目はコレと断言できる!もうどのくらい前からだろう?仏像をいつか

木彫りしてみたい、という思いがずっとあって、今年五月の和歌劇の時、

細江の宝林寺の裏口で期せずして出会った弥勒菩薩像に心をもって

行かれていた。それからずっとこの旅で京都の広隆寺は絶対に行きたい

場所だった。その思いを果たし、念願の弥勒菩薩に会うことができた!

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(館内撮影禁止のため、画像検索にてヒットした写真を添付)

何とも薄暗い場所に凛と佇んでおられた。

広隆寺の弥勒菩薩は上の写真のように半跏思惟像(はんかしいぞう)

といって右足を左膝に組んで右手を頬近くに挙げている姿。

そのまなざしは深く、その前に設置されている二枚の畳に座り、

まなざしの中に入らんと試みた。1時間ほど弥勒菩薩をいろんな角度から

見つめ続けたけれどもどの位置に座ろうともそのまなざしのもとに入れる

ものではないと知った。貴重な体験だった。

広隆寺もまたいつか必ず訪ねてみたい場所となった。

 

ふたたび市バスで京都駅へ。普通の金曜日夕方だったため仕事終わりの

人や街へと繰り出す人々でバスはいっぱい。道も渋滞で行きよりもずいぶん

時間がかかってしまい、京都駅に着くころにはすっかり日は落ちていた。

ふたたびJRで京都駅から新大阪へ。コインロッカーに預けた荷物をとって

JR大阪駅(梅田)で娘と合流!娘のアパートのある大和西大寺へ。

一日めの旅はこれにて完了♪

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これは旅の初日に娘のアパートのそばに咲いているのを見つけた花。

この写真は最終日の朝、撮ったもの。なんていう花だろう・・・?

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秋の尾張

昨日は有給休暇を取って尾張へのミニ旅に出た。

目的は元mixi友のおふたりとの再会。とはいえ三人で会うのは初めて!

私はとうにmixiを退会してしまって久しく、今では専らfacebookで

互いの記事に時折「いいね」する程度。

ではなぜ再会となったか??というと・・・

ネット上の三姉妹であるカナダ在住の一番上の姉が法事のため一時帰国との

情報が二番目の姉より入り急きょ尾張で落ち合いましょう!ということに。

 

先日研修で電車に乗ったばかりだったのでさほど緊張しなかったけど

それでもたった2時間ほどの移動の間に2度も乗り換えがありちょっとドキドキ

の旅だった。最初の乗り換えは浜松駅。浜松自体はまだ生活圏内なので

場所的にはさほど狼狽えることはなかったけど、風と共にホームに入ってきた

車両が斬新で見慣れなくてちょっと緊張だった。

それでも乗り込むと実に快適で・・・

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格納式足台などが各席に設置されていて新幹線みたいにシートが回転式に

なっていた。乗車したお客さんたちが各々で自分の座る席以外も手際よく

進行方向に回転させていて実にカッコよかったので見よう見まねで自分の

座ると決めた席だけは自分で回転させてみた!!案外簡単だった。

 

浜松から西へはしばらく過疎的地域をゆくため各駅での乗降は少なく、

車内も駅も実に閑散としていた。しばらく行くと一気に乗客が増え、席は

みるみる埋まっていった。賑やかなオネエサマ方が乗り込まれたと思われ

凄まじい笑い声にみな閉口している感が漂ってきたのでこんな時のために

ではなかったけど、歌枕直美さんの和歌を聴いて紛らわそうと試みた。

イヤホンからの直美さんの風のような波のような麗しき歌声の隙間に割り込む

かのようなオネエサマ方の笑い声はパワーアップ・・・どうしたものかと思案し

つつよく聴いてみるとパワフルな数人の中に話し声も笑い声も潜めていた

オネエさまもいたので、まいっか・・・と思えた。

そんなこんなしていたらいつの間にか生まれ故郷の愛知県へと突入!

忙しく走り抜ける景色を眺めてみればどことなく田畑の土の色が違うように

思えた。けど彼岸花や芙蓉が咲き同じ季節の中を移動している実感に

ホッとする。

豊橋で二度目の乗り換え。浜松のように反対側の車線に行くだけとかじゃなく

全く別の車線まで階段を上ったり下りたりして移動しなくちゃいけないのが

旅慣れぬ私にとっては実にストレスだった。しかもスマホの「えきから時刻表」

で数日前から調べておいた乗り継ぎとは列車の行く先が違うためしばしオロオロ。

もしもまったくの方向違いな場所に向かう列車だったら遅刻しちゃう~!という

ことで駅員さんに確かめてみるしかない。口だけは達者でホントに救われる。

そんなこんなでこの区間も無事クリア。ついに目指す刈谷駅に到着し、

再会を果たした!

二番目のお姉さんの車に乗り込んでおしゃべりしながら目的地の熱田神宮へ。

刈谷から名古屋への道は浜松のようで違和感はなかった。

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鳥居には榊が飾られ?ていた。鳥居は隅を歩くんだよね~、とかおぼろげな

記憶でなんとなくそんな真似ごとをしてみたりして。

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熱田神宮は式年遷宮の年ではないようだったけど1900年祭ということで

一年を通して月の行事があるようだった。ちょうどこの日はお日柄が良かった

のか、結婚式、七五三、お宮参りの家族が多く、そのほか参拝客も遠州の

神社仏閣で云うところの土日並みに人出が多かった。

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こころの小径といって本宮をぐるりと回れる小径があり、

時折の風が深緑をしていた。

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本宮の裏手の方に清水の湧く泉があり、苔むした小さな岩に備え付けの

柄杓で三度水をかけると願い事が叶うと云われているというので不謹慎

ながらゲーム感覚でやってみた。なかなか難しかった。

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こころの小径にはいろんな樹が植わっていて季節柄それらの実や種が

道にこぼれていてそれを拾うのが楽しかった。

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山鳩もカラスも実に悠々としていて人がすぐそばに近づいても決して警戒する

様子すら見せなかった。神に守られていると鳥たちも感じるのだろうか・・・

 

その場所をさらに進むと本殿の北西にあたる辺りに

「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」が今年から一般参拝できるように

なったらしい。そこには本殿に祀られている熱田大神(あつたのおおかみ)の

「和魂(にぎみたま)」に対し、活動的、勇猛的な「荒魂(あらみたま)」が祀られて

いるとやら??熱田神宮の最も尊い場所らしい。そういえば式年遷宮でブーム

となっている伊勢神宮にもそんな場所があるらしくそこも確か

「荒祭宮(あらまつりのみや)」といってそこをお参りしなければ来た意味がない

とさえ言われている場所らしい。

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その「一之御前神社」から南へ向かう小径に花のような実がなっていた。

「臭木(くさぎ)」という名前らしい。きっと神社やお寺などにある草木には

すべて意味があるんだろう。

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本殿の前に戻るとさっきの新郎新婦の写真撮影が行われていた。

やっぱり白無垢の撮影はこういう場所が似合うよなぁ・・・なんて思った。

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地元の酒造ばかりなのかな・・・お神酒の歌はいくつか和歌にもあるけど

思わず口ずさみそうだった。

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お昼は少しだけ早めに敷地内にある「宮きしめん」を。

やはりひとたび静岡県外へ出ればお茶は「茶色」をしているのが一般常識だと

痛感。緑のお茶が恋しくなるのは細胞の一つ一つまでもが遠州人となった証拠。

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「きよめ餅」とお抹茶は別腹!

京都ではほとんどお抹茶を飲める場所がないというのに名古屋というところは

お抹茶がいたるところで普通に振る舞われるので大好き!

 

楽しい時というのはあっという間に過ぎ去るもので一番上のお姉さんは

東京へと戻る時間となった。名古屋駅新幹線の改札で再会を約束して

ハグして別れた。

それから二番目のお姉さんとふたりで「白鳥庭園」へ。

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庭園もまた多くの樹木が植えられ、池や茶室など癒しの空間だった。

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写真左の大きな岩の手前に咲く黄色い花が池にちらほら咲いていた。

「オグラコオホネ」という名前らしいですよ~、お姉さん!

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馨しい薫りでその存在を知る金木犀も咲いていた。

お祭りのころの花でもあるね、なんて話も。

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ブルーベリーのようなこの実はなんだろう??

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これもまたどっかで見たことあるようなないような?

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これなんか花札に出てきそうな??

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直径5cm位はあったかと思われるこの大きな実は・・・椿??

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噴水の出る池の中にある茶処。栗の形をしたお菓子がとっても美味しかった。

中に栗の実をつぶした黄味餡がはいっている。やっぱりお抹茶~♪

ここで噴水を待った。するとあることに気づいた。池水が見る見るうちに

なくなって行き、ほとんどなくなった頃、噴水が放出される。それが一時間ごとに

起こるそうで池の水はいったん浄化されてきれいな水となって噴水から放出され

てふたたび池水が満水となるらしい。だから池には生き物の姿がなく水が綺麗だ

ったんだとわかった。そんなことをふたりで飽かず眺めていた。

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当日は茶室が他の団体さんに使われていたので入ることはできなかったけど

蹲(つくばい)も整美されていたので写真だけ。

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茶室や木々を眺めるお姉さんのお姿があまりに美しかったので・・・

横顔なら良いかな??

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大きな茶室の脇に、ねじり口のある茶室もあってそこへの入り口にも

しだに囲まれたちいさな蹲があった。

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この渡り廊下などを渡ってみたかったなぁ~

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庭園内のいたるところにこうした休憩所が設けてあり、こうした飾り窓のような

ものがそれぞれでオシャレだった。

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きっとすべて意味があるんだろう・・・

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何て名前だろう

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名瀑とはいかないけど、せせらぎが耳に心地よかった。

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アゲハチョウにもかなり寄ってみたけど逃げる気配はなかった。

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藤袴が咲こうとしていた。

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芙蓉かな?ちいさな真っ黒な蟻んこがいっぱいだった。

藪蚊がいっぱいで人間はまるで餌食のようだったけど・・・

時間がゆっくりと流れている癒しの空間だった。

 

金山駅まで送って頂き、そこから名古屋へ向かい新幹線を使って無事帰宅!

ここまで書いたらくたびれちゃったので締めらしい締めもなくこれにておしまい。

お姉さん、いつかまた会いましょう!!

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こころ旅・二日め ~奈良から神戸

2012年4月7日(土)午後

「Bon appetitで思いの外時間を使っちゃったから急がなくちゃ」

と娘はつぶやくように話す。

(一体なぜそんなに時間を気にするんだろう??神戸では軽く食事ね、

って言ってたから別に時間を気にすることないのになぁ・・・)

三宮駅で降りた。

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ならまちとはまったく違う風情

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異国情緒漂ってるねぇ・・・

それにしてもさっきからずっと娘よ、なぜにそんなに急ぐの?

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この階段を上るとどんな人が住んでいるのかしらん?

と目を向けているうちにも娘は気もそぞろ・・・なぞだなぁ。

そんなこんなで歩くうち、娘が予約してくれたエステサロン?に到着。

首筋から足の先までマッサージしてくれたということだけど、私は肩あたりで

すでに夢の中だったのでまったく記憶にない。それでも腰の重い疲れが吹き飛んで

いたのでおおらく全身マッサージしてもらえたのだろう~。すっきり~♪

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そこを出るとなぜか港へ。

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ここは17年前の震災の傷跡をわざと残してあるんだよ、と娘。

これを見にここへ??違うよなぁ・・・

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「あれに乗るからね!あのホテルでチェックインするから急いで~!時間ないの」

(え?あんな豪華な船に?高そう~)

だからならまちからずっと時間ばかりを気にしてたんだね・・・了解!

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出航までの時間を暮れゆく港のようすを眺めながら過ごした。

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mosaic(モザイク)に灯りが点るころ、すでに夢のようなひと時となる。

これで十分って気がしないでもないけど・・・

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トワイライトクルーズは明石海峡大橋をまわる2時間のコース。

この前日にLowsonのロッピーで予約を取ったとのことでディナーつきの

プランは売り切れていたとのこと。

カウンターバーでピザやチキンバスケットなどを注文し

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こんな非日常の煌めきの中、窓の外に目を向ければ神戸港の夜景・・・

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モスコミュールなども・・・

いつも飲む安いカクテル缶のモスコミュールとは全然違って美味しかった♪

せっかく海へ出たのだから港の景色も満喫しなければ・・・

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明石海峡大橋の下を今まさにくぐるところ

遠くの夜景は月並みだけど宝石箱のようだった

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ちょうどこの夜は満月だったので神戸港からの月を・・・

ん~、なんて美しいんでしょう。

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「明石海峡大橋は20時より数分間4月の誕生石ダイヤモンドカラーに変わります。

どうぞご覧ください」

との船内アナウンスあり、白くきらめく橋の灯りを撮った。

でも残念なことに写真がみんな船内の灯りが映り込んだり、ぶれたりと

白き橋のようすは残せなかったので桃色に戻ったあとの遠目の橋を。

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船内よりもれいずる灯りも素敵だったので・・・

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クルージングもそろそろ終わりというころの港の景色も綺麗だった

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神戸のランドマークタワーも時間で色が変わっていくね。

「たまには現実を離れて夢みたいな時間を過ごすのもいいでしょ?」と。

娘は一日だけの休みを私のために一生懸命もてなしてくれた。

ありがとう・・・

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こころ旅・二日め ~ならまちから興福寺へ

2012年4月7日(土)

旅の二日めはミステリー・ツアー、といっても娘が密かに企ててくれたプラン。

前もってこの旅の数日前にメールで聞いていたのは

「ならまちを歩いて電車で難波へ出て二胡をさがして夜は神戸ね」

というプラン。前々から二胡が欲しいと言っていたので良さげなお店を探してくれてた

ようだ。しかしながら6月に18歳の誕生日を迎える二男が5月から自動車学校に通う

というので二胡などという高価なものを物色してる場合じゃないので難波はコースから

抜いてもらい、バタバタしたまま出てきてしまって肩や腰が痛いのでどこかでマッサージ

をしたいなぁ~との私の希望を組み込んでくれた。

それにしてもマッサージを神戸で検索しまくってる娘になぜに神戸なの??

と軽い疑問を抱いていた。

プランは、ならまちブラブラ→神戸で全身マッサージ・・・あとどうすんの?って感じ。

ま、いっか、娘に任せよう~♪

娘の住む町には遠州では2月に咲いていた白い沈丁花が今まさに花時でありました。

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娘のマンションから近鉄奈良線で奈良へ。

降りると30年前によく訪ねた駅の風景が・・・ん~、涙が出そうだった!

そこから「ならまち」という古い街並みへ。

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ならまちはこんな雰囲気のお店が並ぶところ。

これはおせんべい屋さんかな・・・TVなどで良く紹介されるのか写真がいっぱい

掲げられていた。

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店の佇まいも然ることながら看板に惹かれるものがある。

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老舗の風情た~っぷり

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カラフルな手ぬぐいたち

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自販機の中にまで手ぬぐい・・・

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思えばこれをゲットしてくれば良かったなぁ・・・と。

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娘がこの路地の風情が好きというのでパチリ♪

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こちらは看板とその周辺がおしゃれ

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こんな乙女心くすぐるオブジェもステキ

カフェの入り口付近にて

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まだ冷たい風にふわり揺れていた

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ウィンドウのさりげないものがみんな煌めいて見える

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季節に合った茶碗や棗などもいいなぁ

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この通りのどの軒先にもさるぼぼ風のものが吊る下がっていた

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なんでもない場所だけどなんとなく良いなぁ・・・と。

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娘は私が帰った後にも遠州の友を招くようでどこへ行こうかと考え中でありました。

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うわぁ~、可愛らしい。

ガラス越しだし、これだけ揃っているからきっと可愛らしいんだなぁ、と眺める。

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ならまち界隈にある一般家庭の庭先の勿忘草

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遠州ではすでに若葉が枝を覆うころでありますが、奈良ではやはり今が見ごろの

四手辛夷・・・タイムスリップしたようで嬉しい。

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「あ~!ここだぁ~」と娘。

「ん?ここが何?」と私。

「ここでランチだよ。予約してあるの。」と娘。

「(あらま、びっくり)」

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「めしあがれ Bon appetit」

十輪院の南門前にある築90年の町屋を改造して、というか町屋の風情そのままの

フランス料理のお店。

昔々娘と国際交流をしていた頃によく聞いたフランス語の言葉の一つに

「Bon appetit」がある。きっと娘も同じ思い出のある言葉なのだろう、などと思う。

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アンティークなランプと

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古い階段箪笥。オーナーシェフのこだわりのひとつらしい。

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綺麗・・・

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季節の海鮮と野菜のオードブル

新しい従業員さんなのかバイトの子なのか、たどたどしい説明にオーナーシェフ

らしき方が補足説明をしてくれたりして初々しい緊張感が伝わってきた。

こんなところも春、なのよね~~♪

 

このあとフォアグラとホタテのスープ?が出たけど見た目はいたって普通なので

特に写真はなし。

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コースなのにメインデッシュが鴨、豚、牛、鰆からえらべるという嬉しい心配り。

私は大和牛のほほ肉、娘は豚肉を選んだ。

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トイレへの小路にもこだわりが・・・

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水を受けて艶めいて・・・

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トイレ内にはならまちMap初心者編が・・・

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いきなりまたコースに戻る

ドルチェ盛り合わせ!ムースに添えられた牛乳から作ったという生クリームが

今まで味わったことのない美味しさだった。紅いもで作ったという前面の紫色の

焼き菓子も、どれもこれも美味しかったなぁ~。甘いものはあんまり好きじゃない

私でもこれは平らげた。

ここまで2時間ほど経過。

この日の気温は一桁だったけど暖房器具は床暖房のみで体中冷え切ってしまった。

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そこへミントとタイムのハーブティーが来て嬉しかった~♪

何やら小さな焼き菓子付きで・・・

ちょっと寒かったのを除けば大満足の時間でした。

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ならまちを出て少し歩くと遠目に奈良らしい風景が・・・

「興福寺だよ」と娘。

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奈良公園で鹿たちに出会い、

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せんべい目当てに大接近してくる鹿の鼻頭に毛が生えていることに気づき・・・

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五重塔の真横を通り抜け、猿沢池の亀などを見ながらならまちを通って

足早に駅に戻る(なぜか急ぐ娘の歩調にやっとの思いでついてゆく)。

本当は奈良公園から東大寺、春日大社、正倉院などを一日かけてのんびりまわり

句歌でも詠む方が私には向いてるかなぁ、などと思いつつ。内緒、内緒・・・

奈良駅から難波を通って神戸へ!・・・・・・・・・つづく 

 

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こころ旅 ~遠州から奈良へ

2012年4月6日(金)

午前中で仕事を切り上げ、数日家を空けるためあれこれと雑用を済ませ実家へ。

実家に車を置かせてもらい実父に駅まで送ってもらうという至れり尽くせりを強いる。

16:57の電車に乗るため35分頃に駅に送ってもらった。切符を買う窓口には

長い列ができていた。入学式などで真新しい制服に身を包んだ学生とその母と

見受けられる方たちがいっぱい。新学期で定期券を買い求めているんだね。

果たして間に合うのかな~??

一応この待ち時間を有効に使うためにも娘にメールをしておこう、とバッグやポケットを

探る。ん?ない??どこを探してもケータイが見当たらない。ただでさえ予定の電車に

乗れるかわからない列からやむなく出て駅の公衆電話から実家に電話。

ケータイを忘れた旨を伝えた。すると父は母を乗せて急いで駅にケータイを届けに

きてくれた。私ったらなんて迷惑な娘・・・

この旅に出る少し前に娘から手紙が来て、そこに「icoka(イコカ)」という電子チケット

が同封されていた。「袋井~浜松はこれで行けるからよかったら使ってね」といって

すでにチャージもされていた。使うつもりはなかったけどせっかくなのでと持って出て

本当に良かった。長い列に並ぶのは断念しicokaを使ってとりあえず予定の列車に

飛び乗った!!

そんなことからこの旅は始まった。

私らしいといえば私らしいけど先が思いやられる・・・と苦笑い。

 

18:47 京都に着いた!

浜松からひかりで1時間10分で着いちゃうって遠いようでとっても近いと実感。

新幹線を降りたら迷うことなく近鉄奈良線があるから大丈夫だよ、と娘から

言われていたとおり迷いようもなく次の電車に乗ることができた。

昔々ハウス食品の研修時代(19歳のころ)に2か月ほどを過ごした奈良生駒が

あまりに懐かしくついこんな写真を・・・

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京都から急行に乗って約35分ほど、高の原下車。

吐く息が白くなるほど寒かった。遠州の2月中旬のころのような寒さだった。

降りるとすぐ駅前に娘の勤めるAEONがあってホッと一安心。

ずいぶんとたくさんの人が降りた。田舎だと思っていたけどそうでもない。

職員の入れ替わりがありバタバタしているらしく、残業中の娘には会えぬまま

スタバでひとりお茶しながら、またぶらぶらとお店を眺めながら仕事が終わるのを

待った。やっと会えたのは21:30とか??だったかな。それから軽く夕飯を摂って

22:30 娘の住むワンルームマンションへ到着。

思えば大学の4年間と社会人になってからの2年間、計6年間でたった3回しか

娘の部屋を訪ねていないので懐かしさなどはまったくなく目新しいばかり。

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1月の娘の誕生日にネットで買って直接送ったオーブンレンジ。

料理教室に通っているとのことでさっそく使いこなしているらしい。

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ニトリで買ったというこのセンサーライトはいったい何に反応するのか

点いたり消えたりしていて少々不気味でありました。

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学生のままの一角。滋賀から奈良に移ってもこれは崩さないようで・・・

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相変わらず小物に囲まれるのが好きなようで・・・誰に似たのか?

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多少大きめの時計は2年前の誕生日に就職祝いを兼ねて買ってあげたもの。

最初にお店で会ったとき着けていてくれて嬉しかった~。

爪切りが雰囲気にちょっとそぐわなくもない・・・?

炬燵で娘の淹れてくれたハーブティーを飲みながら、寡黙な娘とは何を話すでもなく

ぼそぼそと今日ここに来るまでのことや明日のことなどを話した。

 

やはり奈良は遠州と比べると季節が半月以上遅れてきているようそんな感じがした。

暖房をガンガンまわしても炬燵に入っても一向に体は冷え切ったまま。

お風呂に浸かって一日めの疲れを癒した。

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旅の思い出

雨が降らなければ午前中施設の畑作りに参加する予定だった。

しかし生憎のというのかちょうど良くと云いましょうか、雨で延期になったので

今日はのんびりと旅の思い出などに浸りつつ覚え書きの意味も込めて記事にしよう。

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香などを焚きながら・・・

これは娘の勤めるAEONの中にある和の小物ばかりを集めたお店で買ったもので

中身というよりもこれが入っていた箱が欲しかったのであります。

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なんだか可愛らしくて一目惚れしてしまって・・・

香は「初夏の香り」といってほのかにお茶の香りが漂う(鼻が壊れて定かではない)。

後ろの派手な手ぬぐいは新幹線に乗る前に最後に買ったもので今思えば全然

趣味の範囲ではなく、何を間違ってこれを手にしたかさえ記憶にない。

旅とは少々恐ろしくもある。

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名前に惚れて、夫のお土産にと買ったこのお酒は夫が

「うまいぞ、飲んでみろ。早く飲まないとなくなるぞ。」

というだけあって深い味わいのお酒であります。

息子たち(詳しく書くと法に触れるのでうやむや的に)も絶賛であります!

おすすめです♪

 

さ、それではのんびりと旅の思い出を綴っていこうではありませんか。

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滋賀大津~京都へ 出発から芭蕉さま墓参りまで

11/28~29、土日で滋賀大津~京都へ行ってきました。

どうやって行こうかな・・・と、いつも使ってる「えきから時刻表」で時刻を調べた。

出発駅と到着駅、時刻、交通手段を入力すると自動的に時刻表、所要時間、

運賃を割り出してくれる画期的なサイト。でもちょっとおバカさんなところもあって、

交通手段の航空機にチェックを入れたまま検索すると遠州から京都へ向かうのに

東京羽田まで行って飛行機に乗るような経路まで用意してくれちゃう。

そんな大回りする便は検索してくれなくてもいいよ、とちょっと笑っちゃう♪

急ぐ旅でもなく、同行者もいなかったので気ままに鈍行で行こうと決め、お昼ごろ

に大津に到着しようということで朝7:45に駅を出発。

愛知を通り過ぎ岐阜へさしかかった辺りから山が華やかになって心が躍った。

駅が進むたび側に居合わせる方の言葉も徐々に移ろって行く様子がまた

楽しかった。鈍行を選んで良かった~。11時すぎには大津に到着した。

芭蕉さまのお墓がある「義仲寺(ぎちゅうじ)」は滋賀大津の膳所(ぜぜ)という駅で

降りて徒歩で10分ほどのところにある。駅で地図を見て歩きだしたけど途中で

わからなくなったので前を歩く素敵なご婦人に尋ねてみた。どうやら地元の人では

なかったようでわからなかった。困ったな・・と思って振り向くと

「何処へ行かれます?」

と声をかけてくださるとっても親切な方がいて丁寧に教えて頂いた。

思った以上に民家の立ち並ぶ中にある小さな小さなお寺だった。

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ちっちゃなお寺の中に

木曾義仲のお墓をはじめ、

木曾義仲像を祀った

朝日堂、芭蕉さまのお墓、

ほか芭蕉が信頼していた

門人、曲翠の墓、芭蕉の

翁堂、無名庵、史料観、

地蔵堂、文庫、塚、句碑、

供養塔などがある。

 

またDigiBookにたくさんの写真を載せたので一ヶ月限定ではありますが

見てくださいね。 

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三重伊賀上野を故郷とし

大阪で他界した芭蕉さまが

なぜ滋賀大津の木曾義仲

公の隣に葬ってほしいとの

遺言を残したのか疑問だった。

どうやら人ではなくこの地を

選んだのではないかな・・・と。

ここに芭蕉さまが・・・と思うと

はらはらと涙がこぼれた。

 

 

史料観には芭蕉さまが愛用していたと伝えられている椿の杖が展示されていた。

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こういうものはやはり

とてもリアリティがあるなぁ

などと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo_4  

俳句カルタが

お土産用に

置かれてあったので

買い求めてきました。

芭蕉、蕪村、一茶、

などの有名な句が

カルタになっている。

 

 

この紅葉は芭蕉さまのお墓に降り落ちてたものを拾い集めたもの。

大きな葉っぱは鳰(にお)の浜(義仲寺からかつては望めたであろう

琵琶湖の浜)に続く道に落ちていたもの。

 

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