« 花散らしの雨 ~和歌劇「真間のテゴナ」in福厳寺 | トップページ | ツバメ 2014 »

黄泉路

Img_6074

鯉の背に乗りて黄泉路へ花筏  幢舟

ここのところ、この写真を何度訪ねたか・・・

ド迫力の鯉に花かんざしのような桜の白がまぶしくて。

そして、このロマンチックな一句。

黄泉路、行こうじゃないか!って気にならなくもない。

 

 

どこを見ても染井吉野が満開だったほんの数日前のこと、

利用者さんを乗せて向天方(むかいあまがた)の桜トンネルを通ると

でっかいカメラのでっかいレンズで桜の花房を

パクパク食べちゃいそうなほど花に近づいて

写真を撮っている人たちを見た。

(facebookの友(といっては失礼な、紳士で都会的なお兄様)も

いつもあんな風に写真を撮っているんだろうなぁ)

なんてことを思いながら・・・

 

その方の名は「氷下魚 幢舟(こまい どうしゅう)」さん(合ってます??)。

名前の読み方すらわからなかった幢舟さんが詠まれる句は私の

数少ない語彙と薄っぺらな感性では到底理解の及ばぬ世界。

さらにはその句に添えられるお写真

(写真に句が添えられるっていうのが正しいのだろうか??)

がこれまた独特の世界観。

写真の構図とか撮影の時間とかも絶妙なんでしょうが、

それをもって遊ぶように加工されていてなんというか・・・

ピカソ??

 

昔から月に憧れて(かぐや姫じゃあるまいに)

「いつか月の写真を撮ってみたい」

という思いがあり、

(何ていうか、こう、シュ~っとしたカメラが欲しいなぁ・・・

なんつったってiPhoneカメラじゃ月が米粒みたいにしか

撮れないし、花の写真も背景をめちゃくちゃ綺麗にボカしたり

してみたいしなぁ)

というおぼろげな憧れ?カメラの知識もないし、すごく高いし、

私なんかじゃ管理できない(レンズってカビるらしいし)。

 

そんな思いがずっと背景にあり、思い切って幢舟さんに相談!

オススメのカメラは教えてもらえたけど、カメラ屋さんに行く前に

まずはカメラの勉強かな?と本屋さんへ。

たくさんの本の中からどれを選べば良いのかすらわからない。

両側にはカメラ小僧みたいな人が立ち、なんだかオバチャンは

邪魔者っぽかったので、そそくさと退散。

本は諦めたけど、iphoneで検索していろんなサイトを読み漁る!

しかし専門用語だらけで何が何だか??

18~250mmってなんのこと??焦点距離って何・・・?

ん・・・・・こりゃぁ月まではかなり、とほき道のりだ。

 

そんなこんなしてた時、facebookに先の幢舟さんのフォト俳句登場。

 

私はいったいどんな勘違いをしていたんだろうか。

性能のいいカメラを買えば、思い通りの写真が撮れる、とか?

そもそも感性ってものがありゃしないじゃないか!笑。

・・・なんてことに静かに気づかされるのでありました。

ジャンジャン♪

 

追記*+*+*+*+*+*+*+*+*

句を受けて一首。

 

月しづみ色なき闇の水面ゆく花の筏の白まさりける

|

« 花散らしの雨 ~和歌劇「真間のテゴナ」in福厳寺 | トップページ | ツバメ 2014 »

俳句・短歌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1038096/55706667

この記事へのトラックバック一覧です: 黄泉路:

« 花散らしの雨 ~和歌劇「真間のテゴナ」in福厳寺 | トップページ | ツバメ 2014 »