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2014年4月の投稿

祈り

韓国・珍島沖で16日に船の事故が起きた。 韓国の友人に何度かメール連絡を取ってみたが、アドレスを変えたのかメールが戻って来てしまう。 韓国の友人家族は高校の教師をされている方が多く、事故に巻き込まれているかもしれないし、巻き込まれてはいないとしても、知り合いなどおそらく事故に巻き込まれた方がいるのだと思うと、心穏やかではないのだろう… 沈んでしまった船内にダイバーが潜り込み、3人の遺体を引き上げたとのこと。まだ200人以上の方の安否確認、救助が出来ないらしい。 船内に閉じ込められたままの方やその家族友人の気持ちになれば、世界中のその道のエキスパートを総動員し、一秒も早い全員の救出をと祈るばかり。

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啄木

先日、お風呂から上がった利用者さんの爪を切っていた時、その隣に座って整容を待っていた方がしげしげと手を眺めていた。

「働けど働けどなほ我が暮らし楽にならざりぢつと手を見る」

とつぶやきかけたら間髪入れず、と言うほどの速さで

「啄木だね?」

と、粋に応えた。 いつもは同じことを繰り返して聞く人の輝きの瞬間に立ち会えた貴重なひと時!

「働けど働けど」「それ啄木だ」言くり返すひとの即答

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涙の日

縁あってふたたび共に働いたと思っていた友が突然職を退いた。 みなに平たく優しく接し、むやみに人の心をかき乱すことの決してない人だった… Image

ありがとう…

見え分かぬ心のままに去り行ける人の涙や著莪の花咲く

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春満月

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今夜の満月を・・・

先週の水曜日に実家の父からもらい受けたばかりの

Eos kiss Digital N での撮影。

本当は月のクレーターなどを撮ってみたいんだけど

まだカメラのことがさっぱりなのでこれが限界かな。

中秋の名月までにはなんとか腕を上げたいもの。

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昨日、夕方の散歩に出かける前、南庭の花を

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近所の梨の花を

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散歩道の久野城址の桜(?)を

久野城址に入り込み、そばまで行ってみたけど

遠目の方が綺麗だった。

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愛犬「空(くう)」

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食卓に温湿計を置いて・・・

いっぱい撮って早く使いこなせるようになりたい!!

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ツバメ 2014

昨日の運転中、車道の端にツバメがいるのを見た。バイクなどが通るようなところだ。 なんであんなに危ない地面に降りてるんだろう?大物の餌でも見つけたのかな?と、スピードを落としてよくよく見ると、そのツバメは何かを覗きこむように小首を傾げて見つめていた。もっとよく見れば、なんと見つめてる先はすでに息絶えたツバメ。 もしかしたら車のフロントガラスに激突してしまったのか…。 あんな場所で我が身の危険も顧みずずっと傍に寄り添うように。 もしかしたらツバメには哀しみとか死を悼むとかいう感情があるのかもしれないと思った。 そのツバメの居姿が脳裏に焼き付いて離れず、歌にしてみた。

片時も離れず見つむつばくらめ 骸(むくろ)となりし妹がかたはら

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黄泉路

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鯉の背に乗りて黄泉路へ花筏  幢舟

ここのところ、この写真を何度訪ねたか・・・

ド迫力の鯉に花かんざしのような桜の白がまぶしくて。

そして、このロマンチックな一句。

黄泉路、行こうじゃないか!って気にならなくもない。

 

 

どこを見ても染井吉野が満開だったほんの数日前のこと、

利用者さんを乗せて向天方(むかいあまがた)の桜トンネルを通ると

でっかいカメラのでっかいレンズで桜の花房を

パクパク食べちゃいそうなほど花に近づいて

写真を撮っている人たちを見た。

(facebookの友(といっては失礼な、紳士で都会的なお兄様)も

いつもあんな風に写真を撮っているんだろうなぁ)

なんてことを思いながら・・・

 

その方の名は「氷下魚 幢舟(こまい どうしゅう)」さん(合ってます??)。

名前の読み方すらわからなかった幢舟さんが詠まれる句は私の

数少ない語彙と薄っぺらな感性では到底理解の及ばぬ世界。

さらにはその句に添えられるお写真

(写真に句が添えられるっていうのが正しいのだろうか??)

がこれまた独特の世界観。

写真の構図とか撮影の時間とかも絶妙なんでしょうが、

それをもって遊ぶように加工されていてなんというか・・・

ピカソ??

 

昔から月に憧れて(かぐや姫じゃあるまいに)

「いつか月の写真を撮ってみたい」

という思いがあり、

(何ていうか、こう、シュ~っとしたカメラが欲しいなぁ・・・

なんつったってiPhoneカメラじゃ月が米粒みたいにしか

撮れないし、花の写真も背景をめちゃくちゃ綺麗にボカしたり

してみたいしなぁ)

というおぼろげな憧れ?カメラの知識もないし、すごく高いし、

私なんかじゃ管理できない(レンズってカビるらしいし)。

 

そんな思いがずっと背景にあり、思い切って幢舟さんに相談!

オススメのカメラは教えてもらえたけど、カメラ屋さんに行く前に

まずはカメラの勉強かな?と本屋さんへ。

たくさんの本の中からどれを選べば良いのかすらわからない。

両側にはカメラ小僧みたいな人が立ち、なんだかオバチャンは

邪魔者っぽかったので、そそくさと退散。

本は諦めたけど、iphoneで検索していろんなサイトを読み漁る!

しかし専門用語だらけで何が何だか??

18~250mmってなんのこと??焦点距離って何・・・?

ん・・・・・こりゃぁ月まではかなり、とほき道のりだ。

 

そんなこんなしてた時、facebookに先の幢舟さんのフォト俳句登場。

 

私はいったいどんな勘違いをしていたんだろうか。

性能のいいカメラを買えば、思い通りの写真が撮れる、とか?

そもそも感性ってものがありゃしないじゃないか!笑。

・・・なんてことに静かに気づかされるのでありました。

ジャンジャン♪

 

追記*+*+*+*+*+*+*+*+*

句を受けて一首。

 

月しづみ色なき闇の水面ゆく花の筏の白まさりける

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花散らしの雨 ~和歌劇「真間のテゴナ」in福厳寺

夕べは浜松の福厳寺にて遠州初のやまとうた茶論コンサートが行われた。

去年の5月、細江の宝林寺でのコンサートから三度目の夕べは

友の会の会員のみ参加の「茶論」形式のコンサート。

5月にリリースされる古事記(kojiki-songs)に先駆けて

「手児奈」の和歌劇から。

二部は会員ひとりひとりを、直美さん自らが、うたまくらや直美さんを

取り巻くあらゆるつながりをひも解きながらゆっくりと紹介してくださった。

そういう私も紹介していただき・・・ドキドキ。

以前行われた他の会場でのコンサートのエピソードを交えながら、

CAELI~天より「春愁~約束された別れ~」

 

たゆらきの山の峰の上の桜花

      咲かむ春へは君し偲はむ

 

君なくはなぞ身装はむ櫛笥なる

      黄楊の小櫛も取らむとも思はず

 

(以上、万葉集第九巻相聞歌1776-1777番)

 

そして私の一番好きなCD「あさね髪」より「富士」。

わが施設で毎日行われているレクリエーションの後のクールダウンの

リハビリ体操として「富士」につけられたエアロビ体操を

なんと、なんと、直美さんの生歌に合わせて会員の皆さんの前で

披露する運びとなり、仕事の時と同様、みなさんにも一緒に

体を動かして頂いたりして!そんなことになろうとは露も思わず。

コンサートに一緒に参加した看護師さんは感動のあまり涙、涙・・・

そしてCD「言の葉」より「酒楽のうた」にてみんなで乾杯!!

会場は酒席へと・・・

直美さんは歌い手さんから一変、お寺の厨に籠もり、シェフに。

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ほたるいかの前菜

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新ごぼうのスープ

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筍と鶏の炊き合わせ(ベトナム風)

写真を撮り忘れたけど、筍のパスタ

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三つ葉の俵結び ご住職お手製のお漬物

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ライチ風味のフルーツポンチ ブルーベリー茶

すべて直美さんのお手製とのこと!!なんて素晴らしい。

デザートのころ、直美さんは色無地の着物を召されて登場し、

一人一人とゆっくりと大切におしゃべりされていた。

きめ細やかなおもてなしの心が隅々まで行き届き、

しっとりとした時が流れた。

 

和歌という連綿と読み継がれてきた日本の素晴らしき佳き文化を

大切に歌い継いでゆきたいとの思いが静かに伝わってくる

そんなありがたい時間だった。

 

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小國神社の枝垂れ桜

以下、今日詠んだ歌を二首・・・

 

咲きひほふ枝垂れ桜のこずゑより花のむしろに燻る面影 

さまざまの思ひ巡りし春の辺の黄楊の小櫛に花ぞ訪ぬる

 

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