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花散らしの雨 ~和歌劇「真間のテゴナ」in福厳寺

夕べは浜松の福厳寺にて遠州初のやまとうた茶論コンサートが行われた。

去年の5月、細江の宝林寺でのコンサートから三度目の夕べは

友の会の会員のみ参加の「茶論」形式のコンサート。

5月にリリースされる古事記(kojiki-songs)に先駆けて

「手児奈」の和歌劇から。

二部は会員ひとりひとりを、直美さん自らが、うたまくらや直美さんを

取り巻くあらゆるつながりをひも解きながらゆっくりと紹介してくださった。

そういう私も紹介していただき・・・ドキドキ。

以前行われた他の会場でのコンサートのエピソードを交えながら、

CAELI~天より「春愁~約束された別れ~」

 

たゆらきの山の峰の上の桜花

      咲かむ春へは君し偲はむ

 

君なくはなぞ身装はむ櫛笥なる

      黄楊の小櫛も取らむとも思はず

 

(以上、万葉集第九巻相聞歌1776-1777番)

 

そして私の一番好きなCD「あさね髪」より「富士」。

わが施設で毎日行われているレクリエーションの後のクールダウンの

リハビリ体操として「富士」につけられたエアロビ体操を

なんと、なんと、直美さんの生歌に合わせて会員の皆さんの前で

披露する運びとなり、仕事の時と同様、みなさんにも一緒に

体を動かして頂いたりして!そんなことになろうとは露も思わず。

コンサートに一緒に参加した看護師さんは感動のあまり涙、涙・・・

そしてCD「言の葉」より「酒楽のうた」にてみんなで乾杯!!

会場は酒席へと・・・

直美さんは歌い手さんから一変、お寺の厨に籠もり、シェフに。

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ほたるいかの前菜

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新ごぼうのスープ

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筍と鶏の炊き合わせ(ベトナム風)

写真を撮り忘れたけど、筍のパスタ

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三つ葉の俵結び ご住職お手製のお漬物

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ライチ風味のフルーツポンチ ブルーベリー茶

すべて直美さんのお手製とのこと!!なんて素晴らしい。

デザートのころ、直美さんは色無地の着物を召されて登場し、

一人一人とゆっくりと大切におしゃべりされていた。

きめ細やかなおもてなしの心が隅々まで行き届き、

しっとりとした時が流れた。

 

和歌という連綿と読み継がれてきた日本の素晴らしき佳き文化を

大切に歌い継いでゆきたいとの思いが静かに伝わってくる

そんなありがたい時間だった。

 

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小國神社の枝垂れ桜

以下、今日詠んだ歌を二首・・・

 

咲きひほふ枝垂れ桜のこずゑより花のむしろに燻る面影 

さまざまの思ひ巡りし春の辺の黄楊の小櫛に花ぞ訪ぬる

 

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