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晩秋の旅 ~最終日

2013年11月4日(月)

旅の締めくくりはfacebookで知り合った俳句友と新大阪の美々卯でランチ。

待ち合わせはお店に11:30

帰り支度をしなくちゃいけなかったので朝早く目覚めた。

娘は連休最終日でゆっくり起きたかったのに私がガサガサ煩かったので

不本意にも目が覚めてしまったとご立腹。帰る朝にご機嫌斜めはちょっと

切ない思いだった。猫みたいにまったく音を出さずに行動できる人になれ

たら良かったのになぁ・・・と思わずにいられなかった。

娘に謝りながら支度を済ませ早々に娘と別れた。荷物をゴロゴロ転がしながら

(もう二度とここを訪れることはないだろう)と思うと駅への道中涙がこぼれた。

娘からもらって使ってはチャージを繰り返し、この旅を気楽にしてくれたICOCA

(イコカ JR西日本の電子マネー)を自動改札機にタッチして奈良をあとにした。

あの頃(ハウス食品の研修時代)は通過点だった大和西大寺、夜景が

美しかった生駒、研修時代、大阪へ出る時いつも通っていた思い出の

駅をひとつひとつ見送り、新大阪へ。

予定より早く着いたので待ち合わせ予定時刻まで家族や職場へのお土産を

買い求めた。旅の間ずっと食べたかった柿の葉寿司、頼まれていた八つ橋、

ゆず大根のお漬物、限定プリッツなどを・・・

それらをバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んでコインロッカーへ、と思ったけど

空きがなかったので仕方なくゴロゴロ転がして待ち合わせのお店、美々卯へ。

お店の前に置かれた椅子にfacebookで見たことのある映画監督風の紳士が!

その方が待ち合わせの句友(といっては失礼な人生の先輩)のおひとり。

その方にあいさつをし少しおしゃべりをしていたら、もうひとりの待ち合わせの

方が風のようにやってきた!なんだかとっても軽やかなオシャレな雰囲気で

あいさつを交わし、お店の中へ。

Img_5233

一口ずつのお通し三種。

お店の名前のとおり、うさぎがあちこちに・・・

Img_5237

お店のメインは「うどん」

おっきなはまぐり、鶏肉、つみれ、うさぎの焼印の入ったお餅と

カラフルな野菜がたっぷり入った西独特のやさしいスープ!

これをグツグツ炊きながら、つつきながらゆったりとおしゃべり。

いろんなおしゃべりをしたけど一番心に残った話は

「お墓とか仏壇とか初盆とか何回忌とかその意味がわからない。

人は生きてこそ。生きているうちに会って、話すことにこそ意味がある」

ということ。私もおぼろげにそんなことを思うことはあっても決して口にする

ことはなかった。それをごく自然に、心からこぼれるように話してくれた。

うどんの鍋から立ち上るやさしい出汁のにおいとおふたりが醸し出す

やわらかな空気感とそんなお話とが溶け合うような良いひと時だった。

そのお店を出て喫茶店に場所を移し、静岡から持って行った私からの

お土産(たこまんのお菓子と歌枕直美さんのスペシャルCD)を渡しながら

直美さんの話や句友の撮りためた写真を見せてもらいながらいろんな話を

しているうちに乗車予定の新幹線の時刻が迫った。

店にはトイレがないため、一度お店を出て少し離れたところまで行くと

そこでふたたび娘と会った。旅の三日目に娘のアパートに届いて不在だった

ためその朝、再配達してもらった「いきものがかり」のライブチケットを

届けてくれたのだ。その後、店を出ると句友は私の荷物を持ってくださり、

エレベーターを上がったところにある新幹線の改札まで見送ってくださった。

たった4日間だったけど、10日ほど前に静岡を出たきりのようなそんな充実

したこの旅を振り返りながら帰路に着いた。

今回の旅の一番の目的だった「弥勒菩薩を木彫りする」という思いは

京都広隆寺で出会った弥勒菩薩のあまりに壮大な存在感に

霧のように淡く消え入りかかっている。

旅の前、ずっと詠めないでいた歌もちっともまとまらない・・・

そう思っていたけど旅から半月ほどして突然数首詠めたので

さっそく、うたのわへUpした。

旅の歌としてこちらへもアップしておこうかな。

 

 

 

み仏の眼差しのもとたづねしもしづと灯れる月影に似て         

                        平成二十五年十一月十七日

指に触る縁の糸をたぐり来て象牙に遊ぶ木もれ日に会ふ         

                        平成二十五年十一月十七日

吾娘と背の肩元ほどに漂へる陽だまりに似た深き安らぎ         

                        平成二十五年十一月十七日

鏡台にまるく残りし跡にみる紅ひといろの歌のひとひら         

                        平成二十五年十一月十七日

懐かしき歌人に会ひ安堵する暮れゆく秋の手のひらの中         

                        平成二十五年十一月十七日

万葉の散りしく道の小春日に似てやはらかき人の微笑み         

                        平成二十五年十一月二十三日         

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