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2013年11月の投稿

三鞍の山荘 ふたたび

月一回の食事会をしている方とふたたび三鞍の山荘を訪ねた。

藍水先生の書との衝撃的な出会いがあった場所へ・・・

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霜月最後の今日は小春日でありました

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レストラン棟を入ってすぐに師の書と会えた

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最小限のことばで最大限のお・も・て・な・し

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呼吸のように点々と 

風のように書が飾られている

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こんなシェフ手書きのメニューは10年前から変わらない

と友は呟いていた

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野は冬枯れの装いなので食卓の花はお花屋さんで調達?

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レストラン棟の裏手にある燻製小屋で今井シェフがこだわって

つくられたハムやソーセージたち、

そして山荘に雑草のように生えているクレソンたち

それからそろそろ旬を終える森町特産の治郎柿

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野菜のスープ

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豚フィレ肉のチーズとハムのはさみ焼き(ミラノ風らしい)

丸い実のようなものが何だか、今回もまた聞くの忘れちゃった

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プリンとアイスクリーム

手前の丸いのがアイスクリーム

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すごく濃厚

外側と中とが層になってる

味わっても何とは言えない味音痴な私だけれども

本日のパンはバターロールとフランスパン

バターも自家製なのかなぁ・・・

デザートの飲物はコーヒー

食事中、安形さんというフロア担当の、先日藍水先生に連絡を

取ってくれた方が何度となくやってきてはさりげなく話しかけて

くださり、「写真、撮りましょうか?」といっていろんなアングルで

たくさんの写真を撮ってくださった。

レジにはまた師の書

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めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に

雲隠れにし夜半の月かな・・・紫式部ではありませぬか

こんな書をみるにつけ、早くかなに入りたいなぁ、

などと思うのでありました

 

安形さんはレジで

「良いお年を」

と。今年初めての「良いお年を」だった。

もうそんな頃なんだなぁ、明日から師走だしね・・・と。

「今年はもう来ないでしょ?

ランチに3000円も出すなんて日常的じゃないですもんね~。

私ならそんなしょっちゅうは来ませんもん。」

と添える。そんな言葉も気取りがなく私たちと目線を揃えてくださっている

そんな気がした。

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ん?前回こんなんあったかなぁ?え??式守伊之助~?

そんな方にこんなの寄贈されるだなんて・・・

やっぱここってすごいんじゃない?と思わずにいられない

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食事を終えてデッキに出た時も安形さんはそばに来てくださって

棟のまわりの紅葉した木の名前を教えてくださったり

また写真を撮ってくださったりと自然体でサービスしてくださった。

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山荘は山奥にあり遠州にしては冬が早くやってくるというのに

白百合が幻のように咲いていた

今井シェフは夜の仕込みに入られていたのか、

お姿は見えなかったけど何やらトントンと厨房より聞こえていた。

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山荘の方へも行ってみた

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冬枯れかと思いきや足元を見ればちいさな花は咲いているものだ

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空の青、紅葉の赤、山荘や風見鶏の白が目に鮮やか

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イロハモミジ?

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駐車場から見下ろす景色も良いね

 

口癖のようにいつも書くことだけど

やはり景色や人の創り出す空気感は一番のごちそう

今井シェフのこだわりのお料理、安形さんのさりげなきおもてなし、

師の書・・・

それぞれが花であり、葉であり、茎や根であって

それぞれの役割を守り通すことでバランスの取れた全体となっている

のかなぁ、などとふと思ってみたりした

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冬の散歩道

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冬の空はどこまでも澄み渡り心が真っさらになる。

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仏の座(三界草)が冬枯れの野辺に灯り咲く。

何ともしんとした良い朝。

続きを読む "冬の散歩道"

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こころの小春日

遠州の冬にはめずらしく朝からずっと風もなくとても穏やかな一日だった。

先日の旅のあと何かと忙しい日々が続き、記事の構想をあたためては

いてもなかなか更新に至らぬままだったこのブログ。

バタバタとただ過ぎ行く日常にもキラリと煌めく一瞬というものは期せずして

ないようであるものなのだなぁ、などと感じる出来事があったたので

思わず久々にPCを開き、ついにブログ更新することに!!

・・・と言いながらもそのことを一番に書くとせっかくあたためていた記事たちが

闇に埋もれて消え果ててしまうので、まずはそれから書くことにした。

 

「晩秋の旅 ~最終日」

 

いきものがかり in静岡エコパアリーナ2013

 

以上、書き終えたので本題へ行こうかな。

 

「バタバタとただ過ぎ行く日常にもキラリと煌めく一瞬」

それは久しぶりに早く帰れた今日、郵便受けを開けた瞬間に訪れた。

書の師、藍水先生からのハガキが届いていたのだ!

でもなぜ??

仕事の荷物、買い物してきたショッピングバッグを持って斜め読みしながら

玄関に入り、靴を脱ぎ、玄関を上がりながらよくよく読むその瞬間に

二度目の煌めきにドキドキ♪

なぜかこのブログのタイトルが書かれてる!?!

なぜなぜ??

なんでも同じ逢書会(藍水先生の教室)の方が藍水先生の

お名前で検索したら私のブログがヒットしたらしい(おそらくだけど)。

そういえば山荘での先生の書との出会い、書道教室へのはじめの一歩など

先生の名前入りの記事をいくつか書いたからなぁ・・・

先生は私の拙いブログを見に来てくださってお手紙を下さったんだ!!!

そして

「写真も美しいし、愛だなぁ・・・」

なんて思いもかけない嬉しい一言を添えてくださった。

本来なら「相談もなく私の名前を記事にして・・・」と文句を言われても

仕方ないところ、そんなあたたかな言葉を頂けるなんて

人生って素晴らしい

と思った。

とか書きながら、また新たに先生のお名前入りの記事を増やした私。

このブログもかれこれ5年半になるけどこんな良いこともあるんだなぁ、

としみじみ・・・

こころがほっこりあったかくなるゆうべでありました。

お蔭さまでつっかかってた記事も流れるように書くことができたし。

感謝、感謝♪

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いきものがかり in静岡エコパアリーナ2013

みなさーん、こんにつあー!!2013 「 I 」

11月16日 静岡エコパアリーナ

      

セットリスト 

 1   1.2.3 恋が始まる
 2   気まぐれロマンティック
 3   マイサンシャインストーリー

こんにつあー!

 4   風が吹いている
 5   あしたのそら
 6   なんで
 7   恋愛小説

MC

センターステージ
 8   月とあたしと冷蔵庫
 9   東京

10   MONSTAR
11   ぱぱぱーや
12   うるわしきひと
13   キミがいる
14   笑ってたいんだ
15   笑顔

アンコール

16   じょいふる

17   ありがとう

18   ぬくもり

 

トータルタイム 2時間50分

いやぁ、その日は急に整体の予定を入れたので

午後1時半には森町三倉まで整体してもらいに行き、

ちょいとばかし忙しかった。

三倉から堀越経由でエコパへ!

エコパでのライブはすべて車で行くよ。

だって駐車場が果てしなく多いからね~。

だってかのワールドカップサッカーの開催地だよ?!

しかし15時過ぎにまだ森町にいたんで渋滞間違いなしだなぁ、

と覚悟して向かうと愛野駅西のガード下を過ぎたあたりから

信号待ちを含めた渋滞に入った。それが15時半ころだったかなぁ。

サークルKの信号の辺りには、いかにもいきもの的な人々がい~っぱい。

電車も相当な混みようなんだろうねぇ、なんて言いながら助手席の友と

他愛ないおしゃべりを楽しみつつゆっくりと駐車場へ向かった。

サークルKの信号からエコパ入口の信号まで通常なら30秒ほどのところ

30分ほどかけてやっと駐車場へ!それも山の方の駐車場ではなく

スタジアムやアリーナ付近の大駐車場へ~♪ラッキーでしかない。

アリーナへ着くとすでに開場していて待つことなしにチケットチェック。

カメラや録画機器などの不正持ち込みチェックも。

あちこちにあの名物のカラフルタオルを広げて記念写真を撮る人だらけ。

私たちはそんなことより何より真っ先にトイレへ。それから水分補給。

生きるため必須のことしかしない私達って何??へへ・・・

アリーナ席へは階下へ行くのに再度のチケットチェックがあった。

いよいよアリーナへの入り口を入るとそこに大きな座席表が貼ってあった。

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13列 3~5番め(三人で行った)・・・ほとんど端っこだった。

でもメインステージをおりてセンターステージへ向かう時、

な、な、なんと!!!き、き、聖恵ちゃんが

すぐそばを通った~~~~~~~~~~~♪♪

白い妖精みたいな衣装で細っ~い手足だったなぁ。すっごく可愛かった!

今回私の中でのメインは何とっても「恋愛小説」

「I」のCDの中でも、いきもの全般の中でも一番好きな歌。

ステージ上ではスタンドマイクでちょっと大人な雰囲気でしっとりと

カッコよく歌ってくれた♪

MCの時、「トイレ休憩」を作ってくれてちっちゃなお子ちゃまも

ちょっとご年配めな方々にとっても優しいライブだなぁ、と実感。

となりの席の友は「こんなの初めて~~」とビックリしつつ楽しんでいた。

もひとりの友は「月と冷蔵庫」「風が吹いている」に重なる思いがあったようで

涙していたと・・・

な~んか良いひと時だった。

やっぱりいきものがかりっていいね!!

また来てね!また行くからさ。

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晩秋の旅 ~最終日

2013年11月4日(月)

旅の締めくくりはfacebookで知り合った俳句友と新大阪の美々卯でランチ。

待ち合わせはお店に11:30

帰り支度をしなくちゃいけなかったので朝早く目覚めた。

娘は連休最終日でゆっくり起きたかったのに私がガサガサ煩かったので

不本意にも目が覚めてしまったとご立腹。帰る朝にご機嫌斜めはちょっと

切ない思いだった。猫みたいにまったく音を出さずに行動できる人になれ

たら良かったのになぁ・・・と思わずにいられなかった。

娘に謝りながら支度を済ませ早々に娘と別れた。荷物をゴロゴロ転がしながら

(もう二度とここを訪れることはないだろう)と思うと駅への道中涙がこぼれた。

娘からもらって使ってはチャージを繰り返し、この旅を気楽にしてくれたICOCA

(イコカ JR西日本の電子マネー)を自動改札機にタッチして奈良をあとにした。

あの頃(ハウス食品の研修時代)は通過点だった大和西大寺、夜景が

美しかった生駒、研修時代、大阪へ出る時いつも通っていた思い出の

駅をひとつひとつ見送り、新大阪へ。

予定より早く着いたので待ち合わせ予定時刻まで家族や職場へのお土産を

買い求めた。旅の間ずっと食べたかった柿の葉寿司、頼まれていた八つ橋、

ゆず大根のお漬物、限定プリッツなどを・・・

それらをバッグにぎゅうぎゅうに詰め込んでコインロッカーへ、と思ったけど

空きがなかったので仕方なくゴロゴロ転がして待ち合わせのお店、美々卯へ。

お店の前に置かれた椅子にfacebookで見たことのある映画監督風の紳士が!

その方が待ち合わせの句友(といっては失礼な人生の先輩)のおひとり。

その方にあいさつをし少しおしゃべりをしていたら、もうひとりの待ち合わせの

方が風のようにやってきた!なんだかとっても軽やかなオシャレな雰囲気で

あいさつを交わし、お店の中へ。

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一口ずつのお通し三種。

お店の名前のとおり、うさぎがあちこちに・・・

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お店のメインは「うどん」

おっきなはまぐり、鶏肉、つみれ、うさぎの焼印の入ったお餅と

カラフルな野菜がたっぷり入った西独特のやさしいスープ!

これをグツグツ炊きながら、つつきながらゆったりとおしゃべり。

いろんなおしゃべりをしたけど一番心に残った話は

「お墓とか仏壇とか初盆とか何回忌とかその意味がわからない。

人は生きてこそ。生きているうちに会って、話すことにこそ意味がある」

ということ。私もおぼろげにそんなことを思うことはあっても決して口にする

ことはなかった。それをごく自然に、心からこぼれるように話してくれた。

うどんの鍋から立ち上るやさしい出汁のにおいとおふたりが醸し出す

やわらかな空気感とそんなお話とが溶け合うような良いひと時だった。

そのお店を出て喫茶店に場所を移し、静岡から持って行った私からの

お土産(たこまんのお菓子と歌枕直美さんのスペシャルCD)を渡しながら

直美さんの話や句友の撮りためた写真を見せてもらいながらいろんな話を

しているうちに乗車予定の新幹線の時刻が迫った。

店にはトイレがないため、一度お店を出て少し離れたところまで行くと

そこでふたたび娘と会った。旅の三日目に娘のアパートに届いて不在だった

ためその朝、再配達してもらった「いきものがかり」のライブチケットを

届けてくれたのだ。その後、店を出ると句友は私の荷物を持ってくださり、

エレベーターを上がったところにある新幹線の改札まで見送ってくださった。

たった4日間だったけど、10日ほど前に静岡を出たきりのようなそんな充実

したこの旅を振り返りながら帰路に着いた。

今回の旅の一番の目的だった「弥勒菩薩を木彫りする」という思いは

京都広隆寺で出会った弥勒菩薩のあまりに壮大な存在感に

霧のように淡く消え入りかかっている。

旅の前、ずっと詠めないでいた歌もちっともまとまらない・・・

そう思っていたけど旅から半月ほどして突然数首詠めたので

さっそく、うたのわへUpした。

旅の歌としてこちらへもアップしておこうかな。

 

 

 

み仏の眼差しのもとたづねしもしづと灯れる月影に似て         

                        平成二十五年十一月十七日

指に触る縁の糸をたぐり来て象牙に遊ぶ木もれ日に会ふ         

                        平成二十五年十一月十七日

吾娘と背の肩元ほどに漂へる陽だまりに似た深き安らぎ         

                        平成二十五年十一月十七日

鏡台にまるく残りし跡にみる紅ひといろの歌のひとひら         

                        平成二十五年十一月十七日

懐かしき歌人に会ひ安堵する暮れゆく秋の手のひらの中         

                        平成二十五年十一月十七日

万葉の散りしく道の小春日に似てやはらかき人の微笑み         

                        平成二十五年十一月二十三日         

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晩秋の旅 ~奈良・大阪・神戸

ゆっくりと目覚め、夕べコンビニで買っておいたおにぎりなどを朝食に

のんびり支度をして娘とふたり奈良西大寺のアパートを出た。

「西大寺に寄ってみる?」

そういえば昔々奈良で過ごした2か月間にも一度も訪ねてみたことがなかった。

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なにやら近くの幼稚園の鼓笛隊の子供たちがわっしょいの掛け声とともに

演奏などをしていた。この本堂の前の舞台らしき中庭ではこの日の前日まで

市川海老蔵さんの奉納の舞が行われていたらしい。

 

西大寺 市川海老蔵奉納舞踊特別公演 10/31~11/1

 
約400年前の宝暦4年、西大寺の愛染明王坐像の江戸出開帳を拝観した

二代目市川團十郎が、愛染明王をかたどった隈取で『矢の根』

(後に歌舞伎十八番となる)を演じたところ、大当たりしたといいます。

市川家ゆかりの西大寺で、当時の上演記念に中村座から寄進された

「矢の根」絵馬の特別開帳や、

西大寺僧のお話から歴史をうかがいつつ、市川海老蔵の華麗な舞踊を

お楽しみいただきます。

(以上、検索によりヒットしたサイトのコピペ)

残念・・・一日早く知っていれば見たかったなぁ・・・

 

西大寺から電車に乗り近鉄奈良駅で降り、興福寺へ

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散歩の犬よりもずっとたくさん見かける鹿たちと触れ合いながら

この時期だけ公開の興福寺 北円堂御本尊の弥勒如来を見に行った。

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北円堂の佇まいはとても美しかった。

弥勒菩薩に会う旅としてやってきた今回、

弥勒菩薩にも坐像、半跏思惟像とあり、菩薩でなく如来、となると

もうそれはそれは別人??

やっぱり広隆寺の半跏思惟像の美しさは格別だと感じた。

 

興福寺から猿沢池へ

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竹茗堂のうす茶糖みたいな色合いの池水には何か謎の生命体の存在を

感じずにはいられなかった??

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魚七分に水三分??そうでもなかった。

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こんな伝説が池のほとりに書かれてあり、ゆっくりと読みながら

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逆さ五重塔などに心奪われながら

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鳩の水浴びを見るのは生まれて初めてだね~、などと娘と見入ってみたり

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こんなのを読みながら、歌枕直美さんの「明日香風」を口ずさむ。

 

采女の袖吹き返す明日香風 都を遠みいたづらに吹く

 

 

この歌が詠まれた場所なのだろうか・・・などと思いつつ。

猿沢池をあとにし、お土産屋さん通りをゆっくりと散策。

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お土産屋さん通りのハナミズキの紅葉とその実が青空に映えて美しかった。

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このお店には今回の目的の一つでもある木彫りの仏像もたくさんあった。

でもなかなか良い弥勒菩薩には出会うことはできなかった。

この通りのお土産屋さんにはたくさんのこういったお店や茶道具、書道具

などのお店が軒を連ねていて、茶杓、湯杓、抹茶茶碗、棗などが日用品の

ように売られていて、筆も普通の太筆や細筆だけではなく、竹筆、羽筆、

柄が陶器でできている筆など、その道の人たちが多く足を運びそうな、

品ぞろえの良いお店がいっぱいで、この通りだけで一日過ごせそうと感じた。

京都はどちからというと外国や他府県から来る人たちの受け狙いなお土産屋

さんが多かった気がするけれど、奈良は違う。いつか住んでみたいと感じた。

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書を始めてから欲しいと思っていた硯箱を古物店にてget~!

春峰という方の手描きの品らしく花は鉄線。花芯には青蝶貝をあしらってあり

一目惚れしてしまった。

お店の前で焼きたてのお煎餅やつき立ての豆大福などを売るお店があり、

そんなのを買って食べ歩きながらお昼ごはんを食べることなく駅へと向かう。

関西線の奈良駅から法隆寺駅へ。

途中郡山のあたりを通るとなにやら金魚の看板があちこちに。

「このあたりは日本一の金魚の産地らしいよ」と。

大和郡山のハウス食品奈良工場で2か月間の研修をしていた時には

知らなかったな・・・などと思いながら。

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法隆寺駅からまっすぐに北に伸びる道(国道5号線?)

を歩いて歩いてやっと到着。その時は随分歩いたような気がしていたけど

今、地図をみながらブログを書いていて(大して歩いてなかったんだなぁ)

などとあらためて思う。

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このつきあたりに法隆寺の山門がある。この道は小さな砂利が敷かれており

ふたりともブーツだったのでとっても歩きづらく、途中の切れ間で舗装された

道へと出た。お土産屋さんもちらほらあって目の保養にもなった。

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なんだか時代劇にも出てきそうな風情

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南大門 良い門構えだぁ・・・

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金堂(こんどう)と五重塔 いずれも飛鳥時代

中学の修学旅行のクラス別の写真はこの前で撮られたものだったんだなぁ、

などと。日本最古の木造建築と言われている法隆寺かぁ・・・なんてしみじみ。

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金堂にあがる石段の脇にある木が紅に染まりつつあり美しかった。

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こんな角度の五重塔もまた良いね・・・

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ちょっと高みにある西円堂から望む五重塔

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デデ~~ン!これが全景。

一体どうやってこんな高いものを昔々の人々は作ったのだろうか・・・

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どこからどう撮っても美しい・・・

なぜかフランスからの観光客が多かった。何か響くものがあるのだろうか??

そういえばドイツのルシアも可睡斎に興奮してたっけなぁ、などと。

午後2時を告げる鐘が鳴り、まさにこれこそがあの有名な句

 

柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺

 

柿こそ食べてはいなかったけども

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一見草ぼうぼうのこちらは中宮寺

法隆寺に隣接されていて拝観されている方も意外と多かった。

この下には池があってたくさんの亀がいた。

やはり飛鳥時代の如意輪観音の半跏思惟像は国宝で

エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチ作のモナリザと並んで

「世界の三つの微笑像」とも呼ばれているらしい。

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池のほとりには会津八一の歌碑があった。

 

み仏のあごとひぢとに尼寺の朝の光のともしきろかも

 

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楓の花? 虫みたいな花?だった。

法隆寺、中宮寺を出てさっきのお土産屋さんに寄り込み「冷やしあめ」

なる飲み物が気になりつつも娘はあんみつ、私は豆腐アイスを食べた。

そのお店の真ん前に発着するバスで法隆寺駅へ戻った。

そこからはどうやって行ったかさっぱり覚えてないけど大阪難波へ着いた。

少し地下街を散策し、これから会う娘のカレシとの待ち合わせ時間を待った。

その日が仕事になってしまった彼氏と何やら連絡をとりあっていた娘。

いよいよだなぁ・・・なんて思いながら散策は気もそぞろだった。

 

土曜日の夜だったので混みあって並ぶだろうとのことで夕飯を食べる予定の

お店で待ち合わせとなった。

お店の名前はおぼろげだけど「味乃家(あじのや)」だったかなぁ??

http://ajinoya-okonomiyaki.com/top/

セットメニューにした記憶があり、このお店とピタッと合うので多分

ここだっただろうと思う。

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はじめて会うのにとっても話しやすく、一緒にいてホッとする雰囲気の

とても好青年だった。ふたりのやり取りを聞くでもなく聞いていると

ふと心が和むそんなひと時だった。ありがとう・・・

 

そこを出てどこをどう歩いたかもさっぱりだけど、ヨーグルトアイスのお店に

行って他愛のないおしゃべりをした。

私としては数時間があっという間でとても楽しく、別れがたかったけど

娘は私が何を言い出すか気が気ではなかったのか、そのあと一緒に地下鉄に

乗って、どこぞの駅で彼を電車に残したまま娘と私は早々に降りた。

もっと話したかったなぁ・・・

降りた駅からその日だけの贅沢と取った煌びやかなホテルへのバスに乗った。

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大阪港の埋め立て地、コスモスクエアに建つハイアットリージェンシー大阪。

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とってもきれいな夜景だった

ヨーグルト食べたいね~とか言って近くのコンビニへ。

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誰もいない場所にむなしくクリスマスイルミネーションが煌めいていた。

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立冬直前とは思えないほどあったかいのとあまりに人がいないのとで

なんだかやるせない光だった。

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こんないろんな意味で高いホテルに泊まるのもめったにないことと

楽しむことに・・・

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滅多に使うことのないiPhoneのパノラマ撮影機能なども使ってみる。

これは翌朝の雨の御堂筋ならぬ、雨のコスモスクエア。

左の方に見えるのがドコモの大阪南港ビルらしい。

ホテルの真下にあるインテックス大阪で何やら催しがあるらしく若者の長い

長い列などをおぼろげに眺めた。

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朝食はバイキング形式だったけどあまり目新しいものはなく、

選ぶほどメニューもなかった。ただチーズが美味しくて飲めないくせして

ワイン欲しくなっちゃうなぁ、などと思った。

ゆっくり支度をして11時ころホテルを後にした。

ニュートラムとやらの中埠頭という駅から電車に乗って堺市駅を目指す。

娘とはわかれて堺市駅に隣接しているベルマージュ堺の与謝野晶子

文芸館へ。その入り口あたりで短歌友の螢子さんと待ち合わせ!

一年半ぶりで二度目だったけどお互いすぐにわかった。

晶子の生涯をたどりながら写真や直筆の歌、書籍、愛用の鏡台や椅子など

じっくりと見ることができた。

文芸館をあとにし、電車で梅田のグランフロント内6Fの紀伊国屋書店へ。

そこでは9月~11月15日まで短歌フェアが開催されているとのことで

うたのわやその他さまざまな場で詠まれたよく知る歌人さんたちの歌に

出会うことができた。

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パラパラめくり気に入った歌集を買い求め、

少しずつ読むとはなしに眺めている。

この他にも折本にできるフリーペーパーがいくつかあって

中牧正太さん、紗都子さんの歌集を頂いてきた。わーい♪

紀伊国屋書店さんには5冊以上購入の方に無料宅配のサービスがある

とのことで家に送ってもらった。さすが商人の町だなぁ~。

旅から帰った日の夜、私より一足あとに届いて感激だった。

 

ちょっと遅いランチをグランフロントの中の回転寿司でとり、神戸へ。

神戸三宮で降り、中華街へと歩く。かすかな雨が降っていたので

やっとすれ違いができるくらいの狭い狭いアーケードを通ってそこに並ぶ

小さなお店を眺めながら・・・。オシャレなものばかりなのに物価が安いのか

それほど高くはなかった。

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中華街というのはやはり電気のせいかネオンのせいなのか横浜と

どことなく似ている気がした。

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なにやらこのそばのお店が行列を作っていた。TVで紹介されたのかなぁ?

神戸牛を何でも食べたいという私のわがままに螢子さんをつき合わせ、

三宮駅のそばにある神戸牛ステーキのお店に入った。

螢子さんはお肉がダメだったらしく申し訳ないことをしてしまった・・・

待ちに待った神戸牛が目が点になるほどちっちゃくて笑っちゃったりもして。

 

いつかまた関西で開催される短歌の会で再会できる日を夢見て別れた。

 

晩秋の旅、二日目、三日目もホントによく歩いたっけなぁ・・・

神戸からはスマホを頼りに娘に教わりながら西大寺へと無事帰り着いた。

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娘がどこぞでもらったというSK-Ⅱの化粧水、なかなか良い。

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晩秋の旅 ~大阪吹田・京都広隆寺

先日、金曜日と翌月曜日に有給休暇をとって

11月1日~4日までの4日間、京都・奈良・大阪・神戸への旅に出た。

朝9時ころ、実家に車を置き、実家の父に袋井駅まで送ってもらって、

電車、新幹線で新大阪へ!11時過ぎ到着。

新大阪のコインロッカーに荷物を預けて11時半頃JRで吹田へ。

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吹田駅からスマホで地図を見ながら昼前に「うたまくらピアノ工房」へ。

駅から工房までは大きな道を一回曲がるだけの分かりやすい道で

徒歩15分くらいで着いた。

この旅の一週間前、浜松の福巌寺で行われた和歌劇の前後から

facebookのコメントやメールで「株式会社うたまくら」のスタッフさんと

連絡を取り、今回ピアノ工房を訪ねることとなった。

ずっと連絡を取り合っていたスタッフの女性が工房の前で出迎えてくださった。

少し前まで本屋さんだったという小さな部屋にはたくさんのピアノがあった。

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先日の和歌劇の中でも語られた「月光の夏」に登場した「フッペル」の

ピアノ。日本に3台とか4台とかしかないと言われているピアノだとか。

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スタッフでもある腕の良い技師さんが鍵盤部分を取り外して修理中らしい。

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世界三大ピアノといわれている「ベヒシュタイン」

鍵盤の前面にある丸いものが気になったので質問してみた。

元々ヨーロッパ仕様で作られたピアノを日本に輸出する時、

鍵盤の表面に貼られた象牙部分が湿度で剥がれてしまわないように

鋲打ちを施されたのだということ。なるほど・・・

 

そんな話を聞いているうちに外出していた歌枕直美さんが工房へ

帰って来られた!!

次の日京都の大覚寺で和歌劇があり、そのリハーサルと準備を控えた

中、ただの追っかけである私のために時間を割いてくださり、1時間ほど

おしゃべりをしてくださり、感激だった~!

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茶論は明日の準備のため道具がいっぱいだとのことで見せて頂くことは

できなかった。

いつかうたまくら茶論でのコンサートにふたたびここを訪ねると心に決めた!

 

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14時頃、うたまくらピアノ工房から出てすぐそばのコンビニで

スニッカーズを買って食べ歩きしながら駅へと戻った。

その道にあるマンホールをよく見れば数十年前の大阪万博のシンボル

太陽の塔ではありませんか♪カワイイ。

 

JR吹田駅から新大阪へ戻り、そこから京都駅へ。

ん??よく見たら吹田駅からそのまま京都方面へ行けば良かったのか??

でも新快速に乗ることができたので京都へは10分ほどで着いた。

京都駅の正面へ出るとバス乗り場の大きなお知らせ盤があってこんな私でも

とってもわかりやすい。

京都からは市バス73系統で太秦広隆寺前まで35分ほど。

15時10分ころのバスで太秦映画村の隣にある広隆寺へ!!!!!

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弥勒菩薩に出会うため~~。陽は少し傾き始めていた。

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とってもしずかな良いお寺。

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この旅の一番の目的は何と言っても娘の彼氏に会うこと、だったけど

二番目はコレと断言できる!もうどのくらい前からだろう?仏像をいつか

木彫りしてみたい、という思いがずっとあって、今年五月の和歌劇の時、

細江の宝林寺の裏口で期せずして出会った弥勒菩薩像に心をもって

行かれていた。それからずっとこの旅で京都の広隆寺は絶対に行きたい

場所だった。その思いを果たし、念願の弥勒菩薩に会うことができた!

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(館内撮影禁止のため、画像検索にてヒットした写真を添付)

何とも薄暗い場所に凛と佇んでおられた。

広隆寺の弥勒菩薩は上の写真のように半跏思惟像(はんかしいぞう)

といって右足を左膝に組んで右手を頬近くに挙げている姿。

そのまなざしは深く、その前に設置されている二枚の畳に座り、

まなざしの中に入らんと試みた。1時間ほど弥勒菩薩をいろんな角度から

見つめ続けたけれどもどの位置に座ろうともそのまなざしのもとに入れる

ものではないと知った。貴重な体験だった。

広隆寺もまたいつか必ず訪ねてみたい場所となった。

 

ふたたび市バスで京都駅へ。普通の金曜日夕方だったため仕事終わりの

人や街へと繰り出す人々でバスはいっぱい。道も渋滞で行きよりもずいぶん

時間がかかってしまい、京都駅に着くころにはすっかり日は落ちていた。

ふたたびJRで京都駅から新大阪へ。コインロッカーに預けた荷物をとって

JR大阪駅(梅田)で娘と合流!娘のアパートのある大和西大寺へ。

一日めの旅はこれにて完了♪

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これは旅の初日に娘のアパートのそばに咲いているのを見つけた花。

この写真は最終日の朝、撮ったもの。なんていう花だろう・・・?

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