« ゆく九月 | トップページ | 浦安の舞 »

秋の尾張

昨日は有給休暇を取って尾張へのミニ旅に出た。

目的は元mixi友のおふたりとの再会。とはいえ三人で会うのは初めて!

私はとうにmixiを退会してしまって久しく、今では専らfacebookで

互いの記事に時折「いいね」する程度。

ではなぜ再会となったか??というと・・・

ネット上の三姉妹であるカナダ在住の一番上の姉が法事のため一時帰国との

情報が二番目の姉より入り急きょ尾張で落ち合いましょう!ということに。

 

先日研修で電車に乗ったばかりだったのでさほど緊張しなかったけど

それでもたった2時間ほどの移動の間に2度も乗り換えがありちょっとドキドキ

の旅だった。最初の乗り換えは浜松駅。浜松自体はまだ生活圏内なので

場所的にはさほど狼狽えることはなかったけど、風と共にホームに入ってきた

車両が斬新で見慣れなくてちょっと緊張だった。

それでも乗り込むと実に快適で・・・

Img_4840

格納式足台などが各席に設置されていて新幹線みたいにシートが回転式に

なっていた。乗車したお客さんたちが各々で自分の座る席以外も手際よく

進行方向に回転させていて実にカッコよかったので見よう見まねで自分の

座ると決めた席だけは自分で回転させてみた!!案外簡単だった。

 

浜松から西へはしばらく過疎的地域をゆくため各駅での乗降は少なく、

車内も駅も実に閑散としていた。しばらく行くと一気に乗客が増え、席は

みるみる埋まっていった。賑やかなオネエサマ方が乗り込まれたと思われ

凄まじい笑い声にみな閉口している感が漂ってきたのでこんな時のために

ではなかったけど、歌枕直美さんの和歌を聴いて紛らわそうと試みた。

イヤホンからの直美さんの風のような波のような麗しき歌声の隙間に割り込む

かのようなオネエサマ方の笑い声はパワーアップ・・・どうしたものかと思案し

つつよく聴いてみるとパワフルな数人の中に話し声も笑い声も潜めていた

オネエさまもいたので、まいっか・・・と思えた。

そんなこんなしていたらいつの間にか生まれ故郷の愛知県へと突入!

忙しく走り抜ける景色を眺めてみればどことなく田畑の土の色が違うように

思えた。けど彼岸花や芙蓉が咲き同じ季節の中を移動している実感に

ホッとする。

豊橋で二度目の乗り換え。浜松のように反対側の車線に行くだけとかじゃなく

全く別の車線まで階段を上ったり下りたりして移動しなくちゃいけないのが

旅慣れぬ私にとっては実にストレスだった。しかもスマホの「えきから時刻表」

で数日前から調べておいた乗り継ぎとは列車の行く先が違うためしばしオロオロ。

もしもまったくの方向違いな場所に向かう列車だったら遅刻しちゃう~!という

ことで駅員さんに確かめてみるしかない。口だけは達者でホントに救われる。

そんなこんなでこの区間も無事クリア。ついに目指す刈谷駅に到着し、

再会を果たした!

二番目のお姉さんの車に乗り込んでおしゃべりしながら目的地の熱田神宮へ。

刈谷から名古屋への道は浜松のようで違和感はなかった。

Img_4843

鳥居には榊が飾られ?ていた。鳥居は隅を歩くんだよね~、とかおぼろげな

記憶でなんとなくそんな真似ごとをしてみたりして。

Img_4846

熱田神宮は式年遷宮の年ではないようだったけど1900年祭ということで

一年を通して月の行事があるようだった。ちょうどこの日はお日柄が良かった

のか、結婚式、七五三、お宮参りの家族が多く、そのほか参拝客も遠州の

神社仏閣で云うところの土日並みに人出が多かった。

Img_4845

Img_4848

Img_4850

こころの小径といって本宮をぐるりと回れる小径があり、

時折の風が深緑をしていた。

Img_4855

Img_4856

本宮の裏手の方に清水の湧く泉があり、苔むした小さな岩に備え付けの

柄杓で三度水をかけると願い事が叶うと云われているというので不謹慎

ながらゲーム感覚でやってみた。なかなか難しかった。

Img_4852

こころの小径にはいろんな樹が植わっていて季節柄それらの実や種が

道にこぼれていてそれを拾うのが楽しかった。

Img_4859

山鳩もカラスも実に悠々としていて人がすぐそばに近づいても決して警戒する

様子すら見せなかった。神に守られていると鳥たちも感じるのだろうか・・・

 

その場所をさらに進むと本殿の北西にあたる辺りに

「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」が今年から一般参拝できるように

なったらしい。そこには本殿に祀られている熱田大神(あつたのおおかみ)の

「和魂(にぎみたま)」に対し、活動的、勇猛的な「荒魂(あらみたま)」が祀られて

いるとやら??熱田神宮の最も尊い場所らしい。そういえば式年遷宮でブーム

となっている伊勢神宮にもそんな場所があるらしくそこも確か

「荒祭宮(あらまつりのみや)」といってそこをお参りしなければ来た意味がない

とさえ言われている場所らしい。

Img_4862

その「一之御前神社」から南へ向かう小径に花のような実がなっていた。

「臭木(くさぎ)」という名前らしい。きっと神社やお寺などにある草木には

すべて意味があるんだろう。

Img_4864

本殿の前に戻るとさっきの新郎新婦の写真撮影が行われていた。

やっぱり白無垢の撮影はこういう場所が似合うよなぁ・・・なんて思った。

Img_4867

地元の酒造ばかりなのかな・・・お神酒の歌はいくつか和歌にもあるけど

思わず口ずさみそうだった。

Img_4871

お昼は少しだけ早めに敷地内にある「宮きしめん」を。

やはりひとたび静岡県外へ出ればお茶は「茶色」をしているのが一般常識だと

痛感。緑のお茶が恋しくなるのは細胞の一つ一つまでもが遠州人となった証拠。

Img_4872

「きよめ餅」とお抹茶は別腹!

京都ではほとんどお抹茶を飲める場所がないというのに名古屋というところは

お抹茶がいたるところで普通に振る舞われるので大好き!

 

楽しい時というのはあっという間に過ぎ去るもので一番上のお姉さんは

東京へと戻る時間となった。名古屋駅新幹線の改札で再会を約束して

ハグして別れた。

それから二番目のお姉さんとふたりで「白鳥庭園」へ。

Img_4883_2

庭園もまた多くの樹木が植えられ、池や茶室など癒しの空間だった。

Img_4886

Img_4893

写真左の大きな岩の手前に咲く黄色い花が池にちらほら咲いていた。

「オグラコオホネ」という名前らしいですよ~、お姉さん!

Img_4891

馨しい薫りでその存在を知る金木犀も咲いていた。

お祭りのころの花でもあるね、なんて話も。

Img_4895

ブルーベリーのようなこの実はなんだろう??

Img_4896

これもまたどっかで見たことあるようなないような?

Img_4898

これなんか花札に出てきそうな??

Img_4899

直径5cm位はあったかと思われるこの大きな実は・・・椿??

Img_4935

噴水の出る池の中にある茶処。栗の形をしたお菓子がとっても美味しかった。

中に栗の実をつぶした黄味餡がはいっている。やっぱりお抹茶~♪

ここで噴水を待った。するとあることに気づいた。池水が見る見るうちに

なくなって行き、ほとんどなくなった頃、噴水が放出される。それが一時間ごとに

起こるそうで池の水はいったん浄化されてきれいな水となって噴水から放出され

てふたたび池水が満水となるらしい。だから池には生き物の姿がなく水が綺麗だ

ったんだとわかった。そんなことをふたりで飽かず眺めていた。

Img_4903

当日は茶室が他の団体さんに使われていたので入ることはできなかったけど

蹲(つくばい)も整美されていたので写真だけ。

Img_4904

茶室や木々を眺めるお姉さんのお姿があまりに美しかったので・・・

横顔なら良いかな??

Img_4907

大きな茶室の脇に、ねじり口のある茶室もあってそこへの入り口にも

しだに囲まれたちいさな蹲があった。

Img_4911

この渡り廊下などを渡ってみたかったなぁ~

Img_4915

庭園内のいたるところにこうした休憩所が設けてあり、こうした飾り窓のような

ものがそれぞれでオシャレだった。

Img_4929

きっとすべて意味があるんだろう・・・

Img_4932

Img_4920

何て名前だろう

Img_4928

名瀑とはいかないけど、せせらぎが耳に心地よかった。

Img_4921

アゲハチョウにもかなり寄ってみたけど逃げる気配はなかった。

Img_4931

藤袴が咲こうとしていた。

Img_4933

芙蓉かな?ちいさな真っ黒な蟻んこがいっぱいだった。

藪蚊がいっぱいで人間はまるで餌食のようだったけど・・・

時間がゆっくりと流れている癒しの空間だった。

 

金山駅まで送って頂き、そこから名古屋へ向かい新幹線を使って無事帰宅!

ここまで書いたらくたびれちゃったので締めらしい締めもなくこれにておしまい。

お姉さん、いつかまた会いましょう!!

|

« ゆく九月 | トップページ | 浦安の舞 »

」カテゴリの記事

コメント

ネットのお姉さまとの再開楽しかったようですね。
私もミクシィで知り合った友人は今でも親交を深めております。

恭子さんは筆もそうですが、文章が巧みですね、旅日記など書かれたら売れますよ(少なくとも私は買います~笑)

ついつい情景が目に浮かび(写真があるじゃねぇの)引きこまれてまいりました。
お姉さまの横顔を恭子さんかと思ってドキドキしました~笑

投稿: ジュピターすいすい | 2013年10月 6日 (日) 19:37

すいすいさん!こんばんは
なんだか嬉しいコメント(*^^*)ありがとうございます。
お姉さんたちはゆったりとして横にいるだけでホッとさせるそんな空気を醸しておられました。
ネットとはいえ長いお付き合いってできるものですね!
私の写真は大いにナンチャッテですが、プロフィールページにありますよ-_-b

旅日記というほど旅してないし、文章も締めが実にテキトーでしょ?
書もこれから始まるところですし。
でも褒められるってやっぱり嬉しいですね!
更新の力になります。
また訪ねてくださいね!

投稿: 恭子 | 2013年10月 6日 (日) 19:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 秋の尾張:

« ゆく九月 | トップページ | 浦安の舞 »