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がんばらない

先週の土曜日に職場の仲間と浜松市福祉交流センターへ

鎌田 實さんの講演会を聴きに行った。

鎌田さんは長野の諏訪中央病院の名誉院長とのこと。TVにもよく出演されているらしい。

講演テーマは「命を支える看護・福祉・リハビリ」

チェルノブイリ原発事故の被災者の治療、福島原発事故、宮城県被災地支援など

命を支える医療のほかにも日本で初めてのデイケア(在宅の療養者が心身機能の

維持・向上のために日帰りで受ける治療)を作った方とのこと。

「がんばらない」「あきらめない」「それでもやっぱりがんばらない」

などの著書も出しているらしい。

 

お話の内容は・・・

実はここだけの話だけど、鎌田さんが舞台に出てこられた時から

なんだかいい気分に眠くてうとうとしてしまい、目が覚めたのは

講演スタートから30分程経った頃かな・・・

 

それでも目が覚めたときからの話はとても印象的だった。

パキスタンの12歳の少年がイスラエル兵に撃たれて亡くなった。

少年の父親は息子がイスラエル人に殺されたにもかかわらず

息子の臓器を心臓病、腎不全で苦しむイスラエルの子供たちに提供したという。

鎌田さんはその話を聞いた時、そのお父さんに会いに行き、

「なぜそうしたのか?」と問いかけると

「命に宗教や国境は関係ない。目の前でおぼれかけてる人がいたら助ける、

それだけのこと」といったそうだ。

鎌田さんはタクシー運転手の父と重い心臓病を患う母の養子として育てられ

37歳のときにパスポート取得の際に自分が養子であったということを知った

という。おそらく無償の愛というものを受けて育ったからこそ人の深い思いに

真正面から向かおうとされるのだろう。

ほかにも「言葉で治療する」という著書もあるらしく、題名を見ただけで読んで

みたくなる。

 

鎌田さんが講演会の中でおっしゃった

『「憎しみを横に置く」、「~にもかかわらず」をいつも心のどこかに置いておく

ことをおすすめします。』

という言葉がとても印象的だった。

 

人から受けた言動を憎むのではなくそれを横に置いてその人と接する、

あんなに酷いことをされたにも拘わらず信念を持って温かな心で接する・・・

 

なかなかできることではない。

でも私のとても心ちかくに最近このような方をみつけた。

その方と語らいながら私にもそんな心をお裾分けして頂こうと思う!

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福祉交流センターのそばになっていたザクロ

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コメント

お久しぶりです。


>『「憎しみを横に置く」、「~にもかかわらず」をいつも心のどこかに置いておく

ことをおすすめします。』


それが理想であって、

なかなか難しいこと

お互いの感情が揺れ動くから

出来る時にはそうして行きたいな。

だた言えることは憎しみからは

良い結果にならないものね。

投稿: あのだっち | 2011年10月 5日 (水) 11:10

こんばんは、あのだっちさん

こちらではお久しぶりですね!
Facebookもやっと使い方が少しわかるようになってきました。
メタボくんはFacebookにはあまり出没しないようですね??
ケガはよくなったのでしょうか??

理想と現実とは違うものではありますが
憎しみからは何も生まれませんね。

「ひとつの命を救うものが世界を救う」
とシンドラーのリストの名言があるそうですが
一人が一つの命を救えれば世界はきっと救われるに違いないでしょね。

いのちの講演会はたくさんの人に聞いてもらいたいな、と感じました。

投稿: 恭子 | 2011年10月 6日 (木) 23:00

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