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昨夜の雨

毎朝Twitterのタイムラインを覗けば「本日の季語」なるものがつぶやかれる。

ここ数日のお題をさかのぼってみれば・・・

花筏(はないかだ)、暮れ遅し、蒲公英(たんぽぽ)、竹の秋、目借時、新茶、草若葉、

百千鳥(ももちどり)、雀隠れ、細魚(さより)

詠んだことのないお題が多く、戸惑いもあるけど挑戦する楽しさもある。

本日のお題は「細魚」

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海に落ち 細魚となりし 昨夜(よべ)の雨

世の憂さを 知らぬ装ひ 細魚かな

  

夕べはものすごい嵐だったので今朝の静けさにほっとする。

昨日に引き続き筆をとってみた。

数ヶ月ぶりの筆はご機嫌斜めで(筆のせいなのか?)なかなか思うように

運ばないけど、ちょいと気取っていろがみに書いてみた。

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    昨夜の雨やへに残れるまどべにて

             けふ九重に墨の香をきく

 

どうも「よべのあめ」という音がマイブームらしい。

 

それにしても墨の香というものは世界中のどんな有名で高価な香水よりも

良いなぁ・・・。体中にやさし~く染み渡ってゆく。

まずは正座。次に深呼吸。そして硯の海に水差しで少し水を落とし、その水を墨で

丘へと広げゆっくりとすり始める。すると早くも墨の香は生活空間を浄化するかの

ように部屋いっぱいに広がってゆく。

硯と墨とのなめらかな当り、心の中にある悪しきものを削り落とすかのような

厳かな音、水が次第に艶めいた黒へと変化してゆくさまのすべてが良い時間。

学校では墨汁なるものを使わずに、こういった部分をぜひ感じさせてやれるような

書の時間を次代を担う子供たちに過ごさせてやって欲しいもの。

 

な~んてこといってないでもっと描き込みなさい!(よくこんなんを公開できたよね)

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