« 別れ・・ | トップページ | まぐれ(題詠:020) »

押(題詠:019)

娘が滋賀草津の大学に通うため四年間過ごした1kのマンションを昨日引き払った。

入居のときには必要最低限の荷物だったけど買い足していくうちに大変な量となり

夫の新しい営業車が大活躍した。

22日が大学の卒業式なので娘はそのまま草津に住む友達の家にお世話になると

いうので荷物だけを持って夕べ帰ってきた。

おろした荷物は客間に詰め込み、仏壇の近辺を残して部屋にあふれている。

4月の一ヶ月間は滋賀長浜で研修し、その後奈良へ引越しをするための仮置きでは

あるけど客間が物置状態というのはどう考えてもまずい・・・。

 

話は前後するけど、住み慣れた思い出の詰まった部屋からどんどんと荷物が

運び出され4年前の何もない状態に戻っていく時の娘の気持ちはどうだっただろうか。

意気揚々と未来のみを見据えて・・・とばかりではなかったのだろう。

それでもマンションの契約満了の書類にはんこを押す時ひとつのけじめを心に

刻んだのだろう。

 

住み慣れた部屋に別れを告げるときけじめとなりし書類押捺 

 

娘がお世話になった大学、バイト先などを訪ね、いかに娘がたくさんの方に

愛され見守られていたかを改めて知った。そんな思い出の場所に心を残しながら

次なる道を歩き始めようとするときの心の交錯やそれを共有できる仲間がいること

って本当に素晴らしいことだなぁ・・・などと思った昨日でした。

|

« 別れ・・ | トップページ | まぐれ(題詠:020) »

俳句・短歌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 押(題詠:019):

« 別れ・・ | トップページ | まぐれ(題詠:020) »