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東京備忘録

「一緒に東京いかない?」

去年の暮れに娘から突然降って湧いた東京行きの話。

なんでも今話題の「のだめカンタービレ最終楽章前編」の映画の中で

実際に演奏を担当している「のだめオーケストラ」の演奏を聴きにいかないか?

というもの。そもそも東京の大学に通う友達と一緒に行くつもりで娘がネットで手配した

チケットだったらしく、その友達が行けなくなったから一緒に行こうということで暮れから

その心積もりをしていた。

・・が、当の娘が抜けられない新年会が入っていたことをすっかり忘れてた、とのことで

最初は自分の友人に声を掛けたり、mixiで呼びかけをしたりしていたらしいけど何せ

急なことだったし随分高いチケットなので買い取ってくれる人がいないということ。

で、急遽私に買い取ってほしいとのお願いが・・・。

私にとってはもっと急な話なわけだし浜松のアクトあたりなら友達も誘いやすいけど

何せ東京じゃ交通費まで見なくちゃということになると苦しいし、埼玉時代の友を誘おう!

とさっそくメールしてみた。やはり年明け早々のウィークデーにも難しいものがあった。

ツイッターで呼びかけるもつぶやきサイトにリアルな話はタブーとみえ、あっさりスルー。

そうなると確実にお付き合いいただける方に・・・。

大変急なお願いだったのに二つ返事で引き受けてくださってその懐の深さに

大変感謝しています!

 

あ、ここまで書いてちょっと疲れたので休憩・・

今日は台風並みの強風で虎落笛(もがりぶえ)が聞こえます。

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庭に出てみたら

日陰に雪が降り残って・・ 

 

 

 

 

 

 

空は雪が降ってるから外を見てごらんよ・・と告げてたんだなぁ。

 

話は戻って

「のだめ」は元々我が家の子供たちが好んでみていたTVドラマで私自身は

今回の流れでどっちかというと「仕方なく」、ましてお付き合いいただいた方は

「何がなんだかわかんないけどとりあえず」、しかしながらよりオーケストラを楽しむ

ために話題となってる映画鑑賞から入りましょうということで、私が無理やりお誘いして

「のだめ」漬けの一日となりました(しました)。

以下、のだめについてはあえて語らず、久しぶりの東京についてをひとつふたつ・・・

東京はこの冬一番の冷え込みだと言われたけど私にとっては寒さは微塵も感じなかった。

やはり東京はビル郡に囲まれ人が行き交うところ。吹く風が遠州とは全く違っていた。

遠州の風がストレートだとしたら、東京の風は緩和されあらゆる温度が入り混じった風。

とてもあたたかな街だった。

それにしても街の中には地面も花もなく、超田舎モノの私が住めば呼吸困難になること

は間違いない。

 

けれどもたくさんの再発見があった。

都会の人たちの歩くスピードは噂よりずっとのんびりだったよ。

みんな心にゆとりがあるんだろうなぁ。

電車の中にも意外な光景をみた。

満員電車の中にひとつ席が空いた。競うように誰かが座るだろうと見ていたら、

すぐそばに立っていた女子高生が座りたげな様子。それでも周りに気を配りつつ

誰も座る気配がないことを確認した上でそれでも誰にということなく軽く一礼し

その席に座ったのだった。その様子が実にスマートで暗黙のルールを守って育つ

賢き子の姿を目の当たりにして、都会の人々に心の奥で敬意を評したそんなひとコマ

でありました。

そしてそして都会は思いの外ダサかった。

制服のスカートの下にネズミ色のダボダボズボンを重ねばきする女子高生のダラダラ

歩く姿は、短いスカートで血管の透ける生脚を出して颯爽と自転車で駆け抜ける遠州

の子よりもず~っとダサかったよ。

お、色を一言で言い表せないこのおばさんのジャンパーは私のよりもダサいぞ!

そんな東京ウォッチングは大変おもしろかった♪

そしてそしてブランド品のお店が立ち並ぶビルの中は閑散としていて田舎の散歩道の

方がよほど多くの人に行き交うなぁ・・・ここは本当に大都会の中なのか?などとも。

 

すべて計算された街には多くのひずみが生じ、どこか病んでいるようにも見えた。

田舎は一見住みにくいようにも見えるけど実は一番人に優しいのだろう。

都会&田舎の良いところ再発見の一日でした!

 

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