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備忘録~ 入院2日め 手術当日

09.9.9(水) 曇り  手術当日

夕べの安定剤はよく効いてそれでも3:20に切れてか目が覚めてからは一睡もできず。

朝から絶食、水のみ9:00までOK

6:15 看護師さんに呼ばれて処置室で浣腸を・・

     「自分のベッドで15分は我慢してね!そのあとトイレに行ってそのあと

      シャワー浴びておいて下さいね」

      とのことでしたがベッドでじっとしているとそのことだけに集中してしまうので

      廊下を歩きまわっていることにした。でも歩くだけの振動で危うい感じに

      なるので結局ベッドに戻ろうと引き返すうち15分どころかほんの5分で

      限界はやってきてトイレへ!それでもすっきり感があるならOKとのこと

      だったので

7:00  シャワーを浴びた。しげしげと鏡に映るお腹を見つめた。次にこのおなかを

      見る時には大きな傷があるんだなぁ・・・などと。

7:30  生食(生理食塩水)の点滴始まる。

      病室の友とおしゃべりしたり、本を読んだり、うたのわに歌を投稿したり

      して過ごす。特にお腹がすくとか、緊張するとかいうこともなく静かに

      時間だけが過ぎて行く。

      術後の静脈血栓塞栓症予防のため両足に弾性ストッキングをはく。

11:30 家族(義母、夫、娘、実家の両親)が来る。

      入院前に子供たちから借りたそれぞれのお守りのブレスレットと

      友達からもらったフクロウのお守りを持って手術に臨みたかった。

      でも手術室へは何も持ち込んではいけないということでやむなく

      病室の枕元へ置いていくことに。

      家族はみなどこか不安げだったけど私を気遣って笑顔で話してくれた。

12:00 看護師さんに連れられて手術室へ

      家族とは扉の前でお別れ。「緊張してる?」と聞かれたけど全く

      そういう感覚は無かった。

手術室の扉が開いて中にもう一枚扉があった。その扉が開くと大勢のオペ室の

看護師さんと麻酔科の医師がいた。

ストレッチャーのような細いベッドの上に上がるよう言われ、その上で病衣を脱ぐ

よう言われた。厚めのキルティングの布を胸から下に掛けられた。

左下に体位を変えられ、背中を丸めひざを抱えておへそを見るような格好に

なり、背中に硬膜外麻酔のチューブを入れられた。ハンマーで叩くような嫌な

感覚が背骨に響いた。そして上を向くと主治医が右側にいて

「今日は何の手術をしますか?」

と質問されたので

「腹式の子宮摘出手術です」

と答えた。おだてなのか何なのか医師も看護師もみな

「お~!(心で拍手)」と。

「では始めます。」

の主治医の声を聞いたのが最後であとはまったく記憶がない。

一体いつの間に全身麻酔が入ったのだろう??

14:30、目が覚めたら病室に戻っていて家族がベッドの周りにいて笑顔だった。

12:00~14:00前で予定の2時間より少し早く終わったとのことだった。

娘が一番近くにいて手をしっかり握っていてくれたのでホッとした。

涙がこぼれた。子供たちが最初に命を宿して育んだ場所がなくなってしまった・・

「子宮見たよ。綺麗だった。」と娘。

指を切って血が出るだけでも卒倒しそうな娘が・・・写真撮っといたよ、と言う。

娘の写真はいまだに見ていないけど、医師の撮ったスケール付きの写真をみた。

摘出した子宮は20cm。筋腫は二つがくっついてしまって一つになったもの

7cmくらいのが一つとあとは5cm、3cmくらいのもの、全部で3つあった。

実物を見た家族は随分堅そうな筋腫だったと言っていた。

 

術後の痛みはほとんどなかったけど、酸素マスク、尿管、背中に挿した硬膜外

麻酔の管、両足にはめられた血栓防止のポンプの機械の管、生食の点滴、血圧、

心電図、血中酸素測定機などとりつけられ全身拘束状態。

動くことが可能であれば寝返りも可能ということだったので背中のチューブだけに

気を配りながら寝ダコ予防のため寝返りを心がけて打っていた。

まだ麻酔が効いているせいか、ただの眠気かうとうとしていた。

私が落ち着いていたので家族は17:00に帰った。

酸素マスクは3時間でとれた。まだ起き上がることはできない。

ただ横になっているだけで痛みもないため、うとうとしたり目を覚ましたりを

繰り返し「ヒマだなぁ・・・」と感じた。

BP(血圧)90/50(通常110/60) 血中酸素95~97(正常値95以上)を推移。

以上、病床で綴った日記より。

 

病棟の窓より眺むる白壁の白極まれり今日は佳き日と

時待ちてただあてもなくロビー来し枝垂れ零るる白き花見む

曇り窓に行き交う燕眺めをりせわしき動く世など思ほゆ

ドクターとナースの集う朝の窓強き眼差し冴えとよむ声

夢に落ち夢より醒めし命あり今生きている生きていること 

 

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