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お昼休みの散歩道で今一番多く見かける花は菊。

大輪のものから小菊、一輪咲きのものもあればスプレー咲きも

さまざまな菊が家々の庭先や会社のプランターなどで咲き誇っている。

しっとりとしてやわらかな花びらのひとつひとつに 初冬の小春日が

そっと射し込むと色香がふっと香り立つ そんな気がする。

 

法事で飾られた菊が今は玄関とキッチンを飾り、その花を愛でながら

二男と話をした。二男は言う。

「菊の匂いは お葬式のにおいだから好きじゃない」

と。人それぞれ匂いに抱くイメージ、思い出があるものだなぁと思った。

 

芭蕉の冬の句に 大好きな一句がある。

一露も こぼさぬ菊の氷かな

ワタクシ的読み解き・・・

夕に降りた露が夜から朝方にかけて凍り、やわらかな菊の花を

冷ややかに覆い、朝の弱い日の中にまだ氷の融けぬ様子を見た芭蕉は

寒い冬に 残る菊の 愚痴一つこぼさぬ姿に強さを感じ 心動いたのかなぁ・・・

などと。きっともっと深いものが詠み込まれているのでありましょうが

ワタクシ的にはこんな感じが妥当なところでしょう。

 

ここのところの残虐なひき逃げ事件には眉間のしわが深くなるばかり。

飲酒、無免許がバレちゃうからなどという身勝手な理由で逃げてしまうなんて

一体どういう神経をしているのだろうか。人を撥ねたという自覚もないほどの

泥酔状態だなんて周りの人や家族にも責任はないだろうか。

おそらく自分は大丈夫、とか巷のニュースはひとごとなどと 

みなが思っているのでは ないだろうか。

ただでさえ少子化だというのに 純真無垢な子供たちが命を狙われたり・・・

恐ろしい世の中になってしまった。

 

小さな花に風に星に月に・・・心動かされる、そんなゆとりが

なくなったせいなのかもしれない。

今、大人たちは心して子供を抱き寄せ、ゆとりある心で子の心を育み

社会へ送り出さねばならない。そんな気がするなぁ・・。エラそうなこといってスミマセン。

 

08.11.17・・・・・10,218歩

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

(○`・ェ・)ノ【こ】【ん】【ば】【ん】【ゎ】恭子様。

白鷺の戻りしブログ華やけり   緑風

野辺に咲く菊の香りや人の道   緑風

古い奴だとお思われるでしょうが良い生活習慣は、大事に護っていかないと、この世は闇になってしまいますよね。by鶴田浩二

投稿: 緑風 | 2008年11月18日 (火) 22:25

(○`・ェ・)ノ【お】【は】【よ】【う】【!】
恭子様、またもや予言が当ってしまったかのような連続事件を分析すると、昔と違って幼少期や青年期の親子関係、良い習慣の欠如とパソコン・ゲーム・携帯電話等の依存症で人間関係の希薄、運動不足、食生活の乱れ、呼吸の乱れ等の要因が挙げられますが、一番の特効薬は、子供も大人も毎日、口笛を吹きながら(歌いながらでも可)良く歩く事ですね。
今朝早く長女とセバッシャンを見送りしました。こちらもガリガリ君には、お風呂の残り湯が有効で今朝も早速使いましたよ。(爆笑)あっという間の20日間でしたね。日の出前の朝焼けの空に有明の月(眉月)が綺麗でした。
今朝の一句
寒暁や若き旅人有明の月   緑風

投稿: 緑風 | 2008年11月24日 (月) 08:37

緑風さん、こんにちは
あれ?こちらの日記に頂いていたコメントを

見逃してしまっていたようで大変失礼いたしました。
「野辺に咲く菊の香りや人の道」の句、
良いですね。人の道に深い詠み込みを感じます。

犯罪にはあらゆる背景があろうかと思います。
要因は決してひとつではないのでしょうね。
いつ自分の身の回りにもそんなことが起きないとも
限らないです。家族や周りの人々の小さな変化に
無頓着になっているということも助長になってしまっては
いないでしょうか。
そんなことを感じずにはいられない今日この頃です。

私はいつも歩くときにある一点に気持ちを
集中させ、息があがってきたら深く呼吸を
するよう心がけています。
そして花鳥風月に心寄せながら・・・
もうかけがえのない時間となっています。
そんなことを息子も一緒に歩いた晩に
感じ取ってくれたようです。

現代人はもっとあるがままの自然に触れると
いいのではないかと思いますね。

投稿: 恭子 | 2008年11月24日 (月) 13:04

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